チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットが2度目のワクチン接種完了

先日、チェンマイに住むオットが2度目の新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた。
一応『無事に』というのか?

すったもんだがあるタイのワクチン事情の中で、2度目を受けられたのは良かったのかもしれないが、予約の時点ではアストラゼネカだったのに1回目の当日にシノバックに変更され、もちろん2回目もシノバック。
2度目の接種を受けたらそこでワクチン接種証明書が書面で発行され、それに印刷してあるQRコードを読み込むとスマホにもデータを表示させることができる。

紙の証明書はタイ語と英語の2行で内容が書いてある。
オットの氏名、住所、生年月日、ID番号、接種を受けた場所(病院名)、ワクチンの種類とロットナンバーなど。
↓こんな感じ。
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しかしシノバックのワクチンなので、この証明書がいわゆるワクチンパスポートとして効力があるのかどうかはわからない。
しかもオットが2回目の接種を受けた直後から、シノバックの抗体は長くても2ヶ月しか持続しないようだとか、3回目の接種をするのが望ましいとか、ちょっと不安になるような情報が流れる始末。まあ、重篤な副反応の報告ではないのは救いだけれど、それにしてもこのワクチンが効くのか効かないのか・・・。

オットが SNS で得た情報では、シノバックのワクチン接種を受けた人は2~3日後から副反応と思われる症状が発生することが多いらしく、腕の痛み(←これはシノバックだからというより、筋肉注射だから、ということだと思う)、頭痛、下痢、疲労感が主な症状とのこと。発熱や鼻水といった、風邪のような症状はあまり報告がないらしい。
オットも3日後あたりから下痢と疲労感があると言っていた。が、オットの場合はもとからお腹が弱いほうなので、それがワクチンによるものなのかは不明。でも、ワクチンによるものだったとすれば、それはそれでワクチンとしての効果が見込めるのではないかと・・・。

でも本当にシノバックワクチンが2ヶ月くらいしか効かないのなら、年内もしくは年明けにはタイに入ってくるであろう有料のワクチンを打とうかなぁ、とオットは言っているのだけど、どうなることか。
その頃には新型コロナウイルスだって更なる変異株が出現しているかもしれないし、逆にそうではないかもしれない。
ワクチンについても今よりはデータ量が多くなるから事情が変わるかもしれないし・・・。

とにかく、感染しないように気をつけることだけは変わらないのだけど。

時間がかかった EMS

今回送った荷物は、思っていたより時間がかかった印象。
私が郵便局で発送した日を1日目とすると、7日目で届いた。EMS にしては、ちょっと時間がかかったなー、と思う。

追跡番号があるので郵便局のサイトなどで調べることができるのだけど、日本ではタイの情報は粗削りだし、タイの郵便局のサイトはどういうわけだかアクセスしにくいし。


発送時にマウスウォッシュの件で確認事項が多かったし、後になって考えればそのような液状のものは国際郵便で送るべきではなかったかなぁ、と思ったり、そういう意味でも不安満載の EMS だった。

追跡サービスはしばしばチェックしていて、今回は『日本の空港から発送されました』というステイタスから何日か状況が変わらず、本当に荷物は飛行機に乗せられたのかどうかがわからなかった。

バンコクの空港に着いてからは速くもなく遅くもないスピード。やはりバンコクから列車での輸送でチェンマイの隣町ランプーンに運ばれ、そこからオットの家の地域を管轄する郵便局へ。

タイの郵便局のインターネットサイトの追跡サービスになかなかアクセスできないので、私が日本からサイトを見ているのが原因なのかと思ったのだけど、オットもやはり同じ状態だったようで(でも少しはマシな感じ)、私はタイの追跡番号付き荷物を検索できるアプリをダウンロードした。

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これは初めて使ったアプリで、郵便局のサイトよりは情報量が少ないけれど、地図が表示されるので面白い。
タイの宅配便サービス全般(LAZADA とか)に使えるのではなかろうか。

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その Thai Track で配達状況が『Successful』になったのでオットに様子を聞こうと思ったら、オットから LINE が届いた。

オットの住所などを書いてあるその上に思いっきりテープが貼ってあるけど、それでも良いらしい。半透明だから良いのか、タイだから良いのか・・・。

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荷物が届いてから、オットは荷物にアルコールスプレーを吹き掛け、しばらく外に置いておいた。
その後、開封

税関で開けられた形跡もなく、全ての梱包物が私が入れたとおりに収まっていた。

今回は初めて電子申請の伝票を使ったのだけど、そのわりには時間がかかり、イマイチ電子申請の利点がわからなかった。

この電子申請はアメリカ宛ての郵便物が最初に取り入れた方法なのだけど、『通関作業をスムーズにおこなうために』というような理由付けがしてあったと思う。
それって、手書きの字が他人に読めないようなものが多かったからではないかと想像できる。けど、日本人でそこまで汚文字のアルファベットを書く人って滅多にいないだろうから、せめて手書き伝票にするか電子申請にするかを選べたらいいのに・・・。

海老で鯛を釣る

今月はオットの誕生日があるので、そのために EMS で荷物を送ったり Wise で送金したりした。

それが先月が誕生日だったオットがお世話になっている日本人お二人(6月19日の投稿)もオットに誕生日のお祝いとして送金してくれて、まさに海老で鯛を釣る状態となってしまった。

なので今日の画像は『海老で鯛を釣る』を表現するべく、セブンイレブンで用事を済ませたついでにお買い物。

本当はどこかでたい焼きを買おうかと思ったのだけど、私はわざわざたい焼きを買って食べるほど好きではないし、ネットで調べたらセブンイレブンに『かりんとうたい焼き』というものがあるらしいことがわかったのでホットスナックコーナーを見てみたら、オリジナルのかりんとうたい焼きを発見。『カスタード』というものもあるらしいのだけど、私が行った店舗にはなく、とりあえずそこにある物を買ったというわけ。
『海老』は、かっぱえびせんも考えたのだけど、こちらの海老せんのほうが映えるかな、ということで。

その結果がコレ。

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一応オットにも画像を送っておいた。


そういえば、だいぶ前にチェンマイの家に鯛焼き器を持って行ったことを思い出した。


↑私が買ったときより500円ほど値上がりしている!

まだ使っておらず、私のクローゼットの中で眠っているのだけど、タイ(こちらは国名)では米粉も小豆も手に入れられるので、ゆくゆくはタイで鯛焼きを作るつもり。
タイ人はフォルムがかわいいモノに弱いので、きっと鯛焼きも(上手くできれば)喜んでくれるはず。

海老で鯛を釣り、タイでは鯛で何かを釣れるかもしれない。

Transfer Wise 改メ Wise で送金 - 送金編 -

昨年オットに送金をして便利だったので、以降たびたび Transfer Wise (現在の名称は Wise)のお世話になっている。

前回の Wise についての記事は、送金前の会員登録について、だったのだけど、個人情報を登録するとすぐに送金ができるようになる。
既に送金先のオットの情報は登録してあるので、あとは金額を指定するだけ。

送金時には、送金目的とか送金方法を問われる画面が出てくるので、私はそれぞれ『家族への生活費』と『ネット銀行振り込み』を選択している。Wise 側のシステムがアップデートされたりすると内容や表記方法が変わる場合もあるので、その都度適切なものを選択する。

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その前後に利用規約のボックスが現れ(日本語に切り替えられる)、ひととおり目を通して『了解する』にチェック。

すると、『〇月〇日〇時までに振り込んでください』という画面が現れるので、画面をスクショするかメモを取る。そこには振り込み時に自分の氏名の前にタイプするべき番号(Wise の会員登録番号→これで誰からの入金かを判別する)と振り込み先(三菱UFJ銀行の Wise の口座)が表示されている。

画面下部には『振り込みました』『これから振り込みます』『送金をキャンセルします』のボックスがあるので、ひとまず『これから振り込みます』をクリックして Wise の画面から退出。

↓画像加工の都合で見づらいけれどご容赦を。
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そしてすぐに楽天銀行のアプリを立ち上げ、Wise の口座に送金。指定されている会員番号の入力も忘れずに。これを忘れると Wise 側に着金しても、送金者の特定に時間がかかり、受取人への送金が遅くなるとのこと。
Wise への送金が済んだら再び Wise のサイトに入り、作業中の項目にアクセス。そして『振り込みました』をクリック。

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その後、作業がどの段階にあるのかを示す画面になり、『振り込み人からの着金待ち』とか『Wise の口座に届きました』とか、細かく表示されるし、受け取り人への送金目安の時刻も表示される。
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このときに『まだ払っていません』というボックスも表示されているのだけど、以前間違って触ってしまったことがある。
こういうものはだいたい『本当にキャンセルしますか?』というものを経て『はい/いいえ』の選択をするのだと思うけれど、そのときは『払っていません』を触った次の瞬間に『キャンセルしました』という画面になってしまった。なので興味本位で触ってはいけないボックスだということがわかった。それでたしか、また『送金しました』をクリックできる画面にアクセスしたのだと思うが、あまりにも慌てていたので正確な手順は覚えていない。

それと、1度だけ三菱UFJ銀行の ATM で送金したことがあるのだけど、振り込み手数料は110円。(楽天銀行では手数料無料の回数枠を使っている。) Wise の送金手数料は送金額の1.5~2%程度なので、それを合算しても一般的な国際送金よりも手数料が安く済む。

Wise はネット上で完結できるサービスではあるけれど、週末・祝祭日や夜間は一部の業務はストップする。なので私は銀行業務がやっているであろう時間帯に振り込みをするようにしている。平日の営業時間内なら、金額や入力内容に間違いがなければ30分から1時間程度で受け取り人の口座に送金される。(日本→タイの場合。)

Wise から受け取り人に送金されると、画面のステイタスも変わるし、e-mail も届く。
受け取り人にも e-mail が送られる。
しかしオットが言うことには、受け取り人に送られるメールは送金者の氏名が出るときと出ないときがあるらしい。
それはともかくとして、受け取り人は通帳記入をしなくても入金があったことに気づくことができる。


時間をあけて Wise にログインするときは、ログイン画面には『おかえりなさい』と表示される。
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そして過去の取り引きも記録が残されているので、そのリスト上にある人に送金する場合はクリックひとつで新たな手続き画面に行ける。

私がオットに送金する場合は日本円からタイバーツへの送金になるのだけど、『日本円10000円を送金する』という指定の仕方と『5000バーツ分が着金するように日本円を振り込む』というように、送金・着金どちらも基準にすることができて、これが結構便利。

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それから、紹介制度があって私も自分の紹介コードを持っているのだけど、それは自分の名前が明かされるコードになっているので直接の知り合いにしか教えていない。
この紹介コードは、それを使って送金する人は初回手数料の割り引きがある。
紹介した側には〇人紹介で△円のボーナス、というふうになるらしい。

このサービスに興味のある人は、Wise(もしくは Transfer Wise)というキーワード検索をして、その制度を紹介しているブログなどを探せば、紹介コードを載せている人のブログからコードをコピーさせていただけると思う。(私は初回送金時にそうやってコードを使わせていただいた。)

この先、私自身が日本とタイを行き来できるようになったらタイにある私の銀行口座宛てに Wise で送金してみようと思う。手数料の安さを考えれば、現金を持ち出すより安全だと思うので。

タイで満足のいくパンを食べたくて

今はわりと一般人の食事にもパンという選択肢が出てきたけれど、タイではまだまだ主食というよりは『おやつ』とか『軽食』とか、間食のような位置付けな印象。
そもそもタイ語で『パン』は『คนมปัง』で、日本語に直訳すると『パンという名の菓子』なので、この名前が取っ払われない限りは主食への道は厳しいかも。

バンコク都心部や、他の街の大きなホテルやデパートなどでは日本人が口にして『美味しい』とか『可もなく不可もない』というパンは以前からあった。しかし庶民が日常の買い物で使うようなお店にあるパンは『毎日の主食がコレだったらキツいな』というレベルのものが多かった。

なので私はわりと早いうちにチェンマイの家にホームベーカリーを持ち込んで、せっせとパンを焼いていた。
オットのお姉さんにもお裾分けして、そちらのご家族からも好評だった。
↓オットの姪にはレーズンパン。
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だけどホームベーカリーで作るパンはちょっとコスパが悪く、オットが気に入っている卵を使うふわふわのパンは1斤あたり50~60バーツ(約175~210円)といったところ。それでも日本の1斤のサイズなので決して高くはないが、タイの標準的な食パンは日本のものよりもひとまわりかふたまわり小さく、更にそれが10枚切りになっていたりするので比較対象にしにくいことろもあるのだけど、ふわふわのパンを厚切りにして食べるとあっという間に胃袋に納まってしまって、嬉しいような、悲しいような・・・。

ホームベーカリーを持ち込んだ翌年に小型オーブンを持ち込んで、捏ねと発酵までホームベーカリーでやったものをオーブンで焼いてみたり、手捏ねでパウンド型やエンゼル型を使って焼いてみたり。


↑これはスクエア型だけど、この著者のエンゼル型付きレシピも購入した。

こういうちぎりパンは小腹がすいたときに食べやすくて便利。

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↑ちょっと焼きすぎた

分量さえ間違えなければ失敗することはないのだけど、なにしろそこはタイ。1年のほとんどは暑いので、発酵はレシピどおりだと生地が膨らみ過ぎることがある。
あとはメロンパンもなかなかの好評をいただけるのだけど、クッキー生地は暑いといろいろ大変なので、12月から2月くらいまでの季節限定。

タイのセブンイレブンでは結構前からホットサンドが売られていて、オットの娘がそれを好きだった。
ホットサンドならタイの食パンの難も軽減できるかな、と思って、あるとき楽天市場で見つけたホットサンドメーカーを持ち込んだ。


これが秀逸で、ちょっと奮発して全粒粉パンを用意して全卵1個を落としてレンチンすれば、それなりのホットサンドになってしまう。

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↑コレは本当に手抜きサンドなのだけど、具材をハムとスライスチーズにするとか、ハムと卵にするとかすれば、中身の味が引き立ってパンは単なるスポンジ状の(?)炭水化物の物体となる。
ただ、タイの食パンは小さいので、中身をゴージャスにすると溢れてしまうので注意。

私がこのホットサンドメーカーを買ったときは3300円くらいだったと記憶しているのだけど、今年に入ってからもう少しお手頃な価格で販売しているショップを見つけた。なので妹の誕生日にこれを贈ることにした。
実際に妹が使わないとしても、小・中・高の3人の子どもがいるので、彼らが自分でそれを使ってお腹を満たしてくれれば妹の手間も減るというもの。すると甥姪が(おもちゃ感覚で?!)ホットサンドを作るようで、姪はこんなゴージャスな作品を作ったようだ。

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このくらいの金額だったら、もうひとつ買ってチェンマイに持って行ってもいいかな・・・なんて思ったりして。
もちろんひとつでも役割りは果たしてくれるのだけど、ひとつをレンジに入れている間にもうひとつのほうで準備をして・・・というふうにすれば、大量に作るときの時短になるかな、ということで。

Transfer Wise 改メ Wiseで送金 - 初回登録編 -

昨年に初めて Transfer Wise(→その後、名称が変更され『Wise』となった) を使って国際送金をしたときの手順の記録。

私がトランスファーワイズ(現在の名称はワイズ)を知ったのは、あるブロガーさんの記事を読んだから。そしてトランスファーワイズについて記事を読む限りは、レートが良く、送金に時間もそれほどかからないということ。

まずは会員登録をしない状態で、いくつかのページを見てみることにした。
アプリもあるとのことだけど、私はあまりアプリのインストールをしたくないので Galaxy スマホのブラウザからアクセス。
トランスファーワイズのサイトを見るのと並行して、過去に送金をした人のブログなども読んでみた。

すると必要なものはスマホ、自分の身分証明書、送金先(受け取り人)の名前、銀行口座番号、電話番号、住所、のような感じだった。
受け取り人の口座番号が必要なら銀行の支店番号も必要かもしれないと思って、オットの銀行の番号(日本だったら、みずほ銀行 = 0001 のような番号)も調べておいた。でもそれがトランスファーワイズ専用の番号なのか、タイ国内で共通で使われている番号なのかはわからなかった。

両替のレートは Wise のトップページから見ることができて、一定時間ごとに更新される。なので一旦確認しても送金するタイミングによっては得をしたり損をしたり。でもレート保証というシステムがあるようで、○時間以内の送金ならこのレートで、という案内もあるのでうまく使うとよいかもしれない。

送金の手順としては
自分のデータ登録(初回のみ)

受取人のデータ登録

金額指定

ワイズの指定銀行口座に振り込み

ということになる。

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日本から送金する場合は三菱UFJ銀行にあるワイズの口座に振り込むことになるので、作業としては国内での普通の銀行振込みと同じ。注意するのは、振り込み人の氏名の前にワイズから提示されたナンバー(会員番号にあたるもの)を入力すること。

また、私が何度か利用したり、送金しなくてもサイトにアクセスすることがあったのだけど、画面のレイアウトなどがしばしば変わることがあった。インターネット上のことなので、常に改善業務がおこなわれているとか、使い勝手が良くなるようにいろいろな作業がおこなわれているのだろうから、私がこの記事で書いていることも変更点が生じているかもしれない。この記事はあくまでも私の個人的な体験なので、全てのケースがこの記事と同じように展開するものではないと思う。

さて、送金することを決めたら、まず自分の情報を登録。

Wise はイギリスに本社がある会社なので、手続きが日本語だけで完結するわけではない。
サイト内の説明文は日本語(おそらく自動翻訳)で表示されることがほとんどだが、入力欄は英語で入力というところがあるので注意。
それでも感覚的に入力したり選択したりしながら進んでいくことができる。

この、自分の情報を登録する作業でいちばん困ったのが『画像を撮影・送信する』というところ。スマホがあれば全てができる、というような謳い文句のはずなのに、なぜだか撮影ができない。というか、撮影する画面までは到達するのだけど、シャッターを押して、撮影された画像が表示される段階にると、画像が加工されたように潰れているのだ。もしやこれはセキュリティー保護の意味なの?と思ってみたが、本人が画像を確認できる状態にないというのはちょっと不可解。撮影の瞬間に激しく手ぶれした?と思ってみても、私はわりとそういうことのないタイプなので不自然。何度かヘンな画像を撮ったのだけど、埒が明かないので一旦退出。
それでもしやと思って Chrome を使ってサイトにアクセスすることにした。

これでダメなら諦めるか・・・。

というくらいの覚悟(!)で先ほど通ったのと同じ道をたどり、自撮りのステージに到着。
すると、1発でOK。
私はインターネットエクスプローラーだのクロームだのという、その手の話は全然わからないのだけど、とにかくここは Chrome を使うのが良いらしい。
しかし驚いたのが、自撮り画像。
自分の部屋にいるということで油断があったのかもしれないが、それにしても容姿の劣化が・・・。普段の生活で鏡を見ることはあっても、それは鏡に映った自分を見ている状態なので左右が逆になっている。このときの写真は他人が自分を見るのと同じように写るので、自分の目でそれを見るのは違和感がある。しかも経年劣化が。。。
まあ、これが事実なので受け止める(諦める)ことにして、先に進んだ。

あとはパスポートなどの本人確認のための書類も撮影。

自分の情報の登録としては、こんな感じ。

次に、送金先の登録。
私の場合はオットの氏名、住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報、といったところ。

するとあっけなく入金方法選択の画面に移行。
それが送金の手続きになるようだ。

ひとまず、利用者の情報登録としては、ここまで。

  • 送金編につづく -

EMS 発送に手こずる

今月はオットの誕生日があるので、その日前後に荷物が届くことを祈ってお気に入りの青汁などを送ることにした。

というのは6月25日の投稿のとおり。

それをある日の午後に郵便局で出したのだけど、結局1時間弱も郵便局であれこれやることに。

まず、前回郵便局に行ったときは、今年の4月からは海外向け小包の場合は事前に郵便局のインターネットサイトで発送伝票の入力を済ませること、と言われていた。
それはよい。

ただ、そのときに『スマホで伝票を作成する場合は品目欄が3行しかないので、4品目以上あるときは3行目に「添付書類(インボイス)を参照してください」と記入し、インボイスに詳細を書いておけばよい』と言われたので、私はそのとおりに入力し、郵便局窓口でそれまでどおりの『インボイス(という書類の名称)』の紙をもらうものだと思っていた。

それでスマホ2次元コードを表示できるように設定して郵便局に行き、長~い伝票を発行した。(ゆうプリタッチという機器でスマホ画面をスキャンする→貼り付け用、郵便局控え、発送人控え、税関ナントカ、などなど、見たこともないくらい長く繋がった伝票が出てくる)

その長~い伝票と荷物を窓口に出したら、どうやらそれではダメだということになり、問題は品目3行目の『インボイスを参照してください』のところ。
そう書いたところで、長~い伝票の中にインボイスが含まれてプリントされているようで、インボイスの紙を窓口でもらうことはできず、しかも長~い伝票は印刷してしまったら上書きできないルールがあるようで、セオリーとしては印刷前にサイト内で詳細を入力ということになるのだと思うけれど、スマホではその入力画面にアクセスできない。
『3行目に「その他についてはインボイスを参照のこと」と書けばよい』とされていたマニュアルが、実際にそれをやってみたら片手落ちというか、にっちもさっちもいかない状態だった、ということにようやく郵便局員が気がついたというか・・・。
他の郵便局では既に起こっていたケースかもしれないが、きっと私がよく利用している郵便局では初のケースだったのだろう。

それと同時に、荷物の中身の洗口液(マウスウォッシュ)がアルコール含有ということで、送れるかどうかわからないという事態が発生。
それについては洗口液を購入したショップのサイトに入って調べてみたのだけど、アルコールの含有率までは書かれておらず、最悪の場合はそれを箱から抜いて、他の物だけ送るか・・・と思っていたのだけど、局員のかたがメーカーに問い合わせてくれたようでパーセンテージがわかり、それは規定内なので荷物に入れられることになった。

最大の問題である発送伝票は、スマホから郵便局のサイトにアクセスし、PC版を表示させてそこからログイン、入力するということになった。
それが、スマホの機種によってはPC版を表示できないものもあり、私のスマホでは Chrome から入らないと然るべき画面に行けなかった。

そしてログインはできるものの、スマホ版の送り主情報や送り先アドレス帳はPC版には反映されず、そこで自分の氏名住所などを登録し、そしてオットの氏名住所電話番号メールアドレスを入力。郵便局の業務終了時刻(というか、現実的には荷物の集荷時刻)が迫る中、スマホにパソコン用の画面を表示させて入力するのだから字の小さいことといったら。しかもその場ですぐに発送するのだから、何か文字の間違いがあっても気づかずに送ってしまうことになるかもしれないし。非常にひやひやしながら冷や汗とも熱気の汗ともいえないものを拭いながら入力。

物品名やら金額やらをタイプしたら、次はスマホのサイトでは出てこなかった項目に出会ったりして、きっとそれは仕事や販売目的のための何かなのだろうから、私のような個人どうしの荷物の発送には関係ないはず、と思って、スマホのときには現れなかった文言はスルーすることにした。

そしてようやく最後と思われるところに辿り着き、『確認・印刷』のようなボックスが現れた。

印刷・・・と言われても、私のスマホは郵便局のプリンターと繋がっているわけではない。

そこで局員さんを呼んだら、『ダウンロードしてください』とのこと。言われるがままにダウンロードしたら、印刷されるべき書類が画面上に表示され、右上にバーコードがあった。そのバーコードナンバーを局員さんがメモして窓口の奥に消えていった。
ほどなく8枚の印刷物を手にした局員さんが戻ってきて、それが今回の発送にかかわる書類だということで、まずは送り主と送り先の内容を確認。あとは内容物について確認。洗口液の欄には『ALC.19%』と手書きで追加。このアルコール度数は日本側の輸送規約があり、品物によって異なるのだけど、マウスウォッシュの場合は24%を越える物は送れない(航空便に載せられない)とのこと。食用(酒類)は別途の度数制限がある。

印刷された文字などには特に問題はないようだったので、あとは書類8枚の署名欄にサイン。物によっては日付けを併記するものもあるので欄内の細かい注釈を見落とさないように。

これでようやく発送の準備が整った。

国内のゆうパックでは、スマホをスキャンして伝票を出す方法だと支払いは事前にクレジットカード登録をしておき、そこから引き落とされる。
EMS の場合は支払いは別のシステムのようで、現金や手持ちの切手で支払えるし、電子決済ができる郵便局なら各種カードや○○ペイでも支払える。
今回私は手持ちの切手を総動員させ、不足分は Suica で支払った。

こうして小一時間かかって国際郵便物を発送することができ、なんだかとても疲れた。
きっと対応してくれた郵便局員さんもどっと疲れたことだろう。

ちなみに、今回は『日本からタイに EMS を送る』という作業で、印刷した書類は8枚。これは送り先がどこかにもよることで、中国宛てだと1枚で済んでしまうらしい。
おそらく発送人の自宅で印刷することが望ましいのだろうけど、プリンターから出てきた書類を全て持って郵便局に来てください、ということだった。

だけどそれで内容に不備があるとか文字を間違ったとか、何か修正したいところがあったらどうしたらよいのだろうか。
便利なような、不便なような郵便システムだ・・・。

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翌日、タイの郵便追跡サイトでも荷物の位置を確認できるようになったので、一応輸送ルート上にはあるらしい。
無事に届きますように。

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