昨年に初めて Transfer Wise(→その後、名称が変更され『Wise』となった) を使って国際送金をしたときの手順の記録。
私がトランスファーワイズ(現在の名称はワイズ)を知ったのは、あるブロガーさんの記事を読んだから。そしてトランスファーワイズについて記事を読む限りは、レートが良く、送金に時間もそれほどかからないということ。
まずは会員登録をしない状態で、いくつかのページを見てみることにした。
アプリもあるとのことだけど、私はあまりアプリのインストールをしたくないので Galaxy スマホのブラウザからアクセス。
トランスファーワイズのサイトを見るのと並行して、過去に送金をした人のブログなども読んでみた。
すると必要なものはスマホ、自分の身分証明書、送金先(受け取り人)の名前、銀行口座番号、電話番号、住所、のような感じだった。
受け取り人の口座番号が必要なら銀行の支店番号も必要かもしれないと思って、オットの銀行の番号(日本だったら、みずほ銀行 = 0001 のような番号)も調べておいた。でもそれがトランスファーワイズ専用の番号なのか、タイ国内で共通で使われている番号なのかはわからなかった。
両替のレートは Wise のトップページから見ることができて、一定時間ごとに更新される。なので一旦確認しても送金するタイミングによっては得をしたり損をしたり。でもレート保証というシステムがあるようで、○時間以内の送金ならこのレートで、という案内もあるのでうまく使うとよいかもしれない。
送金の手順としては
自分のデータ登録(初回のみ)
↓
受取人のデータ登録
↓
金額指定
↓
ワイズの指定銀行口座に振り込み
ということになる。
日本から送金する場合は三菱UFJ銀行にあるワイズの口座に振り込むことになるので、作業としては国内での普通の銀行振込みと同じ。注意するのは、振り込み人の氏名の前にワイズから提示されたナンバー(会員番号にあたるもの)を入力すること。
また、私が何度か利用したり、送金しなくてもサイトにアクセスすることがあったのだけど、画面のレイアウトなどがしばしば変わることがあった。インターネット上のことなので、常に改善業務がおこなわれているとか、使い勝手が良くなるようにいろいろな作業がおこなわれているのだろうから、私がこの記事で書いていることも変更点が生じているかもしれない。この記事はあくまでも私の個人的な体験なので、全てのケースがこの記事と同じように展開するものではないと思う。
さて、送金することを決めたら、まず自分の情報を登録。
Wise はイギリスに本社がある会社なので、手続きが日本語だけで完結するわけではない。
サイト内の説明文は日本語(おそらく自動翻訳)で表示されることがほとんどだが、入力欄は英語で入力というところがあるので注意。
それでも感覚的に入力したり選択したりしながら進んでいくことができる。
この、自分の情報を登録する作業でいちばん困ったのが『画像を撮影・送信する』というところ。スマホがあれば全てができる、というような謳い文句のはずなのに、なぜだか撮影ができない。というか、撮影する画面までは到達するのだけど、シャッターを押して、撮影された画像が表示される段階にると、画像が加工されたように潰れているのだ。もしやこれはセキュリティー保護の意味なの?と思ってみたが、本人が画像を確認できる状態にないというのはちょっと不可解。撮影の瞬間に激しく手ぶれした?と思ってみても、私はわりとそういうことのないタイプなので不自然。何度かヘンな画像を撮ったのだけど、埒が明かないので一旦退出。
それでもしやと思って Chrome を使ってサイトにアクセスすることにした。
これでダメなら諦めるか・・・。
というくらいの覚悟(!)で先ほど通ったのと同じ道をたどり、自撮りのステージに到着。
すると、1発でOK。
私はインターネットエクスプローラーだのクロームだのという、その手の話は全然わからないのだけど、とにかくここは Chrome を使うのが良いらしい。
しかし驚いたのが、自撮り画像。
自分の部屋にいるということで油断があったのかもしれないが、それにしても容姿の劣化が・・・。普段の生活で鏡を見ることはあっても、それは鏡に映った自分を見ている状態なので左右が逆になっている。このときの写真は他人が自分を見るのと同じように写るので、自分の目でそれを見るのは違和感がある。しかも経年劣化が。。。
まあ、これが事実なので受け止める(諦める)ことにして、先に進んだ。
あとはパスポートなどの本人確認のための書類も撮影。
自分の情報の登録としては、こんな感じ。
次に、送金先の登録。
私の場合はオットの氏名、住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報、といったところ。
するとあっけなく入金方法選択の画面に移行。
それが送金の手続きになるようだ。
ひとまず、利用者の情報登録としては、ここまで。
- 送金編につづく -