チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

なぜか最近はお昼どきに来る

オットの家がある地区のゴミ回収は木曜日。

 

というのをつい先日知った。

 

というのはコロナ禍以前は月曜日だったのでそのつもりでいたし、しかも順路のゴミが多すぎて車に入りきらないということになると『翌日まわし』になるのでそれが積み重なれば翌々日以降になることもざらにあるし、車両故障となれば『修理が終わるまで回収は休み』というお知らせがある。
なので回収車が何曜日に来たっておかしくないのだ。

ゴミ回収をしてもらうには、おそらく役場に毎月いくらかのお金を払ってステッカーを受け取り、道路から見える位置にそのステッカーを貼っておけば良い。
そのステッカーを貼ってある家の人は黒いビニール袋にゴミを入れて自宅前の道路の隅に置いておくことになっているのだけど、その曜日に必ず回収車が来るわけではないのでかなりずーっと置いてあったりする。それは回収車が曜日厳守で来ないので仕方ないのだけど、明らかに中身がゴミだと分かる袋なので景観も良くないし、やっぱりゴミはゴミなので臭いが発生してくるものだし、犬猫や鳥が袋に穴を開ければそれなりの惨状にもなる。
オットはそれが嫌なのでステッカーは購入せず、ゴミは自分が出掛けるときに持ち出して、市街地にある公共のゴミ箱とかお店やガソリンスタンドのゴミ箱に捨てている。(これはこれで問題なのかもしれないが。)

他の地域のことは知らないけれど、ここでは週に1回の回収で、指定の(と思われる)袋が出ていればそれをノーチェックでどんどん回収車に投げ入れている。
つまり分別収集ではない。
まるでヨリミチ実家の地域の昔の状態なのだけど、回収車が過ぎ去った後は特有の臭いがするし、おまけにナゾの液体がこぼれていることもある。
作業員はそういう物の後始末なんてしないし消毒液を撒くわけでもない。

なのでヨリミチは回収車の音が聞こえてくるとすかさず両開きにしてあるドアを閉め、道路側の窓も閉め、換気扇を回している場合はそのスイッチも切り、なるべく家の中に道路側からの空気が入って来ないようにしている。

以前は洗濯物を干しているときに回収車がよく来ていたような気がするのだけど、なぜか最近は12時を少し過ぎた頃が多い印象。気のせいか?!
今日はまだ昼食の準備に取り掛かっていなかったのだけど、ご近所では昼食中というお宅もあったはず。
ヨリミチは台所にいたのだけど回収車の音が聞こえたのでドアまでドタバタ走って行き、外の椅子で昼寝をしている猫に『ゴミの車が来るけど(あなたは)そこにいていいの?』と声を掛けてドアを閉め、部屋の窓も閉めた。

↓閉めた窓の内側から撮影

そして回収車が去ってから道路に水を撒き、ついでに植物にも水やりをして家に入った。

実は今朝、綿毛布を洗濯しようかと思ったのだけど、今日は一応ゴミの回収日だということに気が付いて洗濯は思いとどまったのだ。
これで今日回収車が来なかったら明日の洗濯もするかどうか迷うところだけど、今日は曜日厳守で回収車が来たので明日は気分良く洗濯ができるはず!

反対の反対は元どおりなのに

オットが今使っている車は前の物よりもサイズが大きく、家のガレージにしている場所に停めると車のトランクあたりには直射日光が当たるようになってしまった。
家の構造として階段の踊り場が外に出っ張っているので、そこより前には車を進めることはできず、以前の車は少し小さかったので問題はなかったのだけど今の車にしてからはオットは車の日焼けを気にするようになった。

そこで車のカバーを購入した。
サイドミラーの位置はそれなりの作りになっているし、前と後ろの左右には反射テープが付けられているのでカバーを掛けるときにはどこがどの位置なのかが分かりやすい。

オットは1人でカバーを掛けられるけれど、それでも2人でやるほうがラク。なのでヨリミチが外の水道で洗い物をしていたときに呼ばれて手伝うことになった。

オットはカバーをなぜか後ろから掛けたがる。
車のルーフ後部には短いながらもアンテナが付いているのに。
なのでアンテナの向きに逆らってカバーを掛けなければならないのだけど、オットはそのルーティンを変えようとはしない。
強いて言えば家の出っ張りがじゃまだからそっちじゃない側から始めるのか?!いや、面倒な箇所から始めるほうが最終的にラクになると思うのだけど。
まあそれは置いておくとして、そのときは車の後ろにはほぼカバーは掛かっている状態で、そこからヨリミチが手伝うことになった。
オットは車の左側にいたのでヨリミチは右側。
ヨリミチの身長でアンテナの上をカバーで覆う(しかも後ろから!)のはかなり大変なのだけど、そこもどうにかクリア。
そしてサイドミラーに差し掛かり・・・というところで、オットが『ヨリミチさん、反対だよ!こっちがヨリミチさん』と言ってオットは自分が持っているカバーの左側のサイドミラーのところをこちらに差し出した。
えっ?!右側はせっかくここまで出来ているのに?!
どういうわけかオットはカバーの前後が逆になっていると思ったらしく、それぞれが反対側を持ってやり直そうというジェスチャー
でもどう見たって今の位置で合っている。
なので『コレ(ヨリミチが渡された方)が左でソレが右だよ』と言ったのだけどなんだかオットは納得がいかない感じ。
しかし数秒後、あ、そうか、と思ったのかオットは『ヨリミチさん、そっち(に行って)』と言って車の左側を指し、オットはこっち側に来て、自分達の位置を逆にした。
カバーを持つ箇所を交換し、立つ位置も交換したというわけ。

それって結局、人間が替わっただけで、車とカバーの関係性は同じじゃん。

オットは自分の勘違いをごまかしたかったのか、カバーの左側を持ったヨリミチに『ヨリミチさんはあっちだよ』と言って車の左側に行かせたのだろうと思ったのだけれど、それはごまかしではなくて本気で考えた結果の言葉だったのだろうか・・・。
それとも左側の狭い方をヨリミチにやってほしかったのか?でもそれなら最初からヨリミチを左側に入らせるだろうし。

いつかも思ったことだけれど、これだから DIY のセンスに乏しい人の考え方って・・・。

あなたに解らない物が私に解るはずがない

オットがマウスウォッシュのフタを見て考え込んだ。

そして『ヨリミチさん、これ何だかわかる?』と言った。

それ、あなたが買った物だし、タイで売られている物だし、どちらかと言えば私よりもあなたの方が分かる物じゃなくて?

と思ったのだけど、不思議な模様だったのでよ〜く見てみた。

なんだか王冠のようにも見えるし、豪華な杯のようにも見える。それとも謎の印章?!

でもマウスウォッシュにソレはないよな・・・。

しかし!

解ってしまった!

コレはキャップの開け方の図解。
こことここに指が当たるように持ち、回転させて開けて下さい、というもの。

文字がないので誰にもやさしい説明・・・のはずが、反って謎を呼んでしまっている?!

何がイヤだったのかわかった

オットはクリスチャンなので事あるごとに教会に行っていて、以前からヨリミチもそれについて行くことが結構あった。

ヨリミチは信仰している宗教はない人なので、お寺に行こうが教会に行こうが自分がそこに属しているという意識はなく、文化や習慣のひとコマを覗いているという感覚。
なので『そういう人は来ないで下さい』と言われれば行かないという選択をするし、『そこにいてもいいですよ』ということならおとなしくそこにいさせていただく。

オットがよく行く教会のミサはタイ語の回と英語の回があり、英語のときはほぼ全員がクリスチャン。タイ語のときの参加者はタイ人がほとんどなのだけど、家族内でもクリスチャンと仏教徒がいる場合、お祈りの姿勢だとかミサの最後に神父さんからパンをもらう列に並ぶかどうかで信者なのかそうでないのかがだいたい分かる。ヨリミチは『そうでない人』。

『そうでない身』としてはその教会に集まって来る人は教会との共依存のように見えてしまい、この人達は何かの事情で教会が無くなってしまったら路頭に迷うのだろうなぁ、などとちょっと心配になったりして。

時間と場所をそういう人達と共有することは別に嫌ではないのだけど、ヨリミチはなぜか『教会に行く事』が少しだけ嫌だったのだ。
でもあの空間に身を置くこと自体が嫌だということではないし、約1時間の言葉の解らない説法を聞く事が我慢できないということではない。ミサの後半に、虫取り網のような袋で寄付金を回収しに来られるのもあの形状が『虫取り網』という固定概念があるので気分が良くなかったけれど、もう慣れた。

↑虫取り網、じゃなくて寄付金集めの袋

タイ語のミサのときは始まってすぐに神父さんが人々に聖水をかけて礼拝堂内を歩くのだけど、水がかかりすぎて『え"〜っ!!』と思っても、そのうち乾くと思って諦めている。
それでは何がそんなに嫌だったのか。
それが最近判明した!

ミサでは約1時間のうちに何度か歌を歌う。
ヨリミチは歌を知らないので聞いているだけなのだけど、熱心な人々はきちんとそれなりの声量で歌っている。
そういう人へのガイドという役割もあるのか、礼拝堂の隅のマイクを使って歌う男性がいるのだけど、その人が・・・微妙に音痴。
ヨリミチは絶対音感があるわけではないけれど、そのズレくらいはわかる。
しかも無理矢理ハモってきたりするのだけど、そこもヘンにずれていて気持ち悪いし、この際もっと言えば、声が嫌い。
いや、音のずれ加減が気持ち悪くてその声が嫌になったのかもしれない。

なのである時オットに聞いてみた。『あの人は教会の人なの?』と。
もしも教会の職員なのならきっと定年があるだろうし、そこまで我慢すれば今の不快感から解放されるはず!

と思ったら、オットが言うにはあの人は近くのミッション系スクールの先生をしていた人で、定年後はボランティアとして教会のミサで歌を歌うために来ているのだとか。
と言うことは、あの人は体力の限界まで教会に来て歌うのだろう。
もう、教会職員の定年制度を期待していたヨリミチはがっかり。諦めるというか心を無にして教会に行くしかない。これも修行のひとつか。(え?教会って日曜礼拝に行く人にも修行があるんだっけ?)

ただ、英語のミサでは歌も英語のものになり、そこにはあの人は登場しないことのほうが多いので、オットが『今度の日曜日は英語のミサに行きましょう』と言うのを念じることにする。

いちばんの被害者はりんごジャムだった

ある日は午後からぶどうパンを2回焼く段取りで材料の準備をし、でもイーストだけは確実に時間差で作業しなければならないのでそこはそれぞれのスタートとした。

なのになぜか先に作業を進めたほうのパンの生地がユルユル。

水分が多すぎたのか、粉類が少なすぎたのか。
原因がはっきりせず、でも材料を無駄にしたくないので途中で強力粉を10グラム追加。
なんとなくまだ水っぽい感じはするけれど、更に粉を入れても収拾がつかなくなりそうなので我慢。その後、発酵はそれなりに進んでいるように見えた。けど、いつもの状態ではない。

その日は生地を発酵させている間にジャムを作ろうと思って、パンの準備よりも先にりんごの皮を剥いて砂糖をまぶしておいた。
なのにパン生地のドタバタで思わぬタイムロスがあり、りんごは放置されたまま。予定の倍くらいの時間が経ってしまった。
でもひとまずパンがどうにかなりそうな雰囲気になったのでりんごの入った鍋を火にかけたら、当たり前だけど果肉から水が出すぎていて大変なことに!

しかもコンロが常に強火状態なので鍋肌に刷毛で水を塗りながらリンゴを似なければならない。
ということは、塗っている水以上の蒸発をさせないとジャムにはならない・・・。
まるでアクセルを踏みながらブレーキも踏んでいるようなもの。
りんごを炊いたようなジャムを作るはずだったのに、水飴をからめたりんごのような物体になってしまった。

そんなこんなで悪戦苦闘していたら、もうオットが帰って来る時間。
と思っていたら、オットから電話がっ!
ヤバい、帰って来ちゃう?!
シンクには洗い物が山積みだし、台も床も粉だらけなのに?!

と思ったら、オットは仕事でトラブルがあったとかで帰りが1〜2時間遅くなるとのこと。
助かった〜。

なのでパン生地の発酵具合を気にしながら台や床を拭いたり道具を洗ったり。
何食わぬ顔でオットを迎えるつもりが、スマホが行方不明。さて、どこに置いたんだっけ。
オーブンのタイマーがあてにならないのでいつもスマホのタイマー機能を使っていたのだけど、そのスマホがない。さっきは手にしていたのだけど。
でも調理用温度計にタイマー機能が付いているのでそれを利用すればOK。

というわけで、天板1枚目のパンが焼ける頃にオットが帰宅。
そのときに外でヨリミチのスマホの受信音がした。
そうだ!りんごジャムを作るのにコンロを使ったときに外に持って出ていたんだ。
1巡目のパンの想定外の出来事とかオットからの電話とかであたふたしていて色々な物が中途半端な状態になっている!

最終的にパンはなんとか形になったのだけど、りんごジャムが目指していた形ではなくなったという。

でも目標としていた姿を知らないオットはそのりんごジャムを美味しいと言っていたけれども。
思い返してみれば、りんごを計量する時点からちょっとしたトラブルがあって砂糖の重さを計れなくなり、『きっとこのくらいだろう』のような量の砂糖を入れることになったし、その後も長時間放置されてしまったし、りんごジャムには災難な日だったかもしれない。

ま、パンもジャムも、材料が無駄になることはなかったので終わり良ければ全て良し(←ヨリミチの感覚)というか、失敗は成功のもと(←オットの言葉)というか。

思わず釘付けに

量販店のようなスーパーマーケット、Makro。
ときどき行くのだけど、久しぶりに『え?』と思うような商品に遭遇。

最初は目が『みかんだよ』を認識したのでその他のところも読んでみたら、その上は『独特と新鮮な』・・・?!
『みかんだよ』でフレンドリーさを感じたのだけど、一気に冷めた。
でも形は日本のみかんに似ているので、もしかして日本から輸入しているの?と思って確かめようとしたのだけど、オットから急かされ断念。

後でネット検索したら、どうやら中国のマンダリンオレンジのよう。

そして別のコーナーでは大福と書いてあるけどドバイチョコレートという不思議なお菓子を発見。

なんだか最近ドバイチョコレートという物が韓国で流行っているのだとかで、それのようなモノをタイで大福にしてしまったということ?!

 

取り敢えず日本語っぽい文字を書いておけばお客さんが手に取ってくれるだろう、みたいなことなんだろうか・・・。
海外では日本語は文字なのではなくてデザインの一種くらいに思っておいたほうがストレスなく過ごせそう。

これしか ってどのくらいか

お昼にオットが卵を茹でるというので任せた。
卵は冷蔵庫の卵ケースの中にある。
それを見たオットが『卵、これしかないの?』と言ったのだけど、そのケースには15個の卵を入れることができ、まだだいぶ埋まっていたと思うのだけど、それはヨリミチの思い違いだったか・・・?
なので『これしか』と言われてもそこにあるのが全てなので『そうだよ』と答えておいた。
でも『これしか』ということは、5〜6個しか残っていなかったんだっけ・・・と思ったのだけど、オットはケースごと取り出してガス台のほうに行ってしまったのでいくつ残っているのか見ることができなかった。

で、出来上がった茹で卵がこちら。↓

これって『これしか』な量なのだろうか。
オットの日本語が間違っていたのか、10個以上あってもタイでは『これしか』なのかよくわからない。
まあ、卵を茹でておけばオットは1日3個、ヨリミチは1日2個食べるので、3日で消費できてしまうということで判断すれば『これしか』なのかもしれないけど。

PVアクセスランキング にほんブログ村