チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

EMS 発送に手こずる

今月はオットの誕生日があるので、その日前後に荷物が届くことを祈ってお気に入りの青汁などを送ることにした。

というのは6月25日の投稿のとおり。

それをある日の午後に郵便局で出したのだけど、結局1時間弱も郵便局であれこれやることに。

まず、前回郵便局に行ったときは、今年の4月からは海外向け小包の場合は事前に郵便局のインターネットサイトで発送伝票の入力を済ませること、と言われていた。
それはよい。

ただ、そのときに『スマホで伝票を作成する場合は品目欄が3行しかないので、4品目以上あるときは3行目に「添付書類(インボイス)を参照してください」と記入し、インボイスに詳細を書いておけばよい』と言われたので、私はそのとおりに入力し、郵便局窓口でそれまでどおりの『インボイス(という書類の名称)』の紙をもらうものだと思っていた。

それでスマホ2次元コードを表示できるように設定して郵便局に行き、長~い伝票を発行した。(ゆうプリタッチという機器でスマホ画面をスキャンする→貼り付け用、郵便局控え、発送人控え、税関ナントカ、などなど、見たこともないくらい長く繋がった伝票が出てくる)

その長~い伝票と荷物を窓口に出したら、どうやらそれではダメだということになり、問題は品目3行目の『インボイスを参照してください』のところ。
そう書いたところで、長~い伝票の中にインボイスが含まれてプリントされているようで、インボイスの紙を窓口でもらうことはできず、しかも長~い伝票は印刷してしまったら上書きできないルールがあるようで、セオリーとしては印刷前にサイト内で詳細を入力ということになるのだと思うけれど、スマホではその入力画面にアクセスできない。
『3行目に「その他についてはインボイスを参照のこと」と書けばよい』とされていたマニュアルが、実際にそれをやってみたら片手落ちというか、にっちもさっちもいかない状態だった、ということにようやく郵便局員が気がついたというか・・・。
他の郵便局では既に起こっていたケースかもしれないが、きっと私がよく利用している郵便局では初のケースだったのだろう。

それと同時に、荷物の中身の洗口液(マウスウォッシュ)がアルコール含有ということで、送れるかどうかわからないという事態が発生。
それについては洗口液を購入したショップのサイトに入って調べてみたのだけど、アルコールの含有率までは書かれておらず、最悪の場合はそれを箱から抜いて、他の物だけ送るか・・・と思っていたのだけど、局員のかたがメーカーに問い合わせてくれたようでパーセンテージがわかり、それは規定内なので荷物に入れられることになった。

最大の問題である発送伝票は、スマホから郵便局のサイトにアクセスし、PC版を表示させてそこからログイン、入力するということになった。
それが、スマホの機種によってはPC版を表示できないものもあり、私のスマホでは Chrome から入らないと然るべき画面に行けなかった。

そしてログインはできるものの、スマホ版の送り主情報や送り先アドレス帳はPC版には反映されず、そこで自分の氏名住所などを登録し、そしてオットの氏名住所電話番号メールアドレスを入力。郵便局の業務終了時刻(というか、現実的には荷物の集荷時刻)が迫る中、スマホにパソコン用の画面を表示させて入力するのだから字の小さいことといったら。しかもその場ですぐに発送するのだから、何か文字の間違いがあっても気づかずに送ってしまうことになるかもしれないし。非常にひやひやしながら冷や汗とも熱気の汗ともいえないものを拭いながら入力。

物品名やら金額やらをタイプしたら、次はスマホのサイトでは出てこなかった項目に出会ったりして、きっとそれは仕事や販売目的のための何かなのだろうから、私のような個人どうしの荷物の発送には関係ないはず、と思って、スマホのときには現れなかった文言はスルーすることにした。

そしてようやく最後と思われるところに辿り着き、『確認・印刷』のようなボックスが現れた。

印刷・・・と言われても、私のスマホは郵便局のプリンターと繋がっているわけではない。

そこで局員さんを呼んだら、『ダウンロードしてください』とのこと。言われるがままにダウンロードしたら、印刷されるべき書類が画面上に表示され、右上にバーコードがあった。そのバーコードナンバーを局員さんがメモして窓口の奥に消えていった。
ほどなく8枚の印刷物を手にした局員さんが戻ってきて、それが今回の発送にかかわる書類だということで、まずは送り主と送り先の内容を確認。あとは内容物について確認。洗口液の欄には『ALC.19%』と手書きで追加。このアルコール度数は日本側の輸送規約があり、品物によって異なるのだけど、マウスウォッシュの場合は24%を越える物は送れない(航空便に載せられない)とのこと。食用(酒類)は別途の度数制限がある。

印刷された文字などには特に問題はないようだったので、あとは書類8枚の署名欄にサイン。物によっては日付けを併記するものもあるので欄内の細かい注釈を見落とさないように。

これでようやく発送の準備が整った。

国内のゆうパックでは、スマホをスキャンして伝票を出す方法だと支払いは事前にクレジットカード登録をしておき、そこから引き落とされる。
EMS の場合は支払いは別のシステムのようで、現金や手持ちの切手で支払えるし、電子決済ができる郵便局なら各種カードや○○ペイでも支払える。
今回私は手持ちの切手を総動員させ、不足分は Suica で支払った。

こうして小一時間かかって国際郵便物を発送することができ、なんだかとても疲れた。
きっと対応してくれた郵便局員さんもどっと疲れたことだろう。

ちなみに、今回は『日本からタイに EMS を送る』という作業で、印刷した書類は8枚。これは送り先がどこかにもよることで、中国宛てだと1枚で済んでしまうらしい。
おそらく発送人の自宅で印刷することが望ましいのだろうけど、プリンターから出てきた書類を全て持って郵便局に来てください、ということだった。

だけどそれで内容に不備があるとか文字を間違ったとか、何か修正したいところがあったらどうしたらよいのだろうか。
便利なような、不便なような郵便システムだ・・・。

f:id:c-m-yorimichi:20210703154904j:plain

翌日、タイの郵便追跡サイトでも荷物の位置を確認できるようになったので、一応輸送ルート上にはあるらしい。
無事に届きますように。

PVアクセスランキング にほんブログ村