チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイで満足のいくパンを食べたくて

今はわりと一般人の食事にもパンという選択肢が出てきたけれど、タイではまだまだ主食というよりは『おやつ』とか『軽食』とか、間食のような位置付けな印象。
そもそもタイ語で『パン』は『คนมปัง』で、日本語に直訳すると『パンという名の菓子』なので、この名前が取っ払われない限りは主食への道は厳しいかも。

バンコク都心部や、他の街の大きなホテルやデパートなどでは日本人が口にして『美味しい』とか『可もなく不可もない』というパンは以前からあった。しかし庶民が日常の買い物で使うようなお店にあるパンは『毎日の主食がコレだったらキツいな』というレベルのものが多かった。

なので私はわりと早いうちにチェンマイの家にホームベーカリーを持ち込んで、せっせとパンを焼いていた。
オットのお姉さんにもお裾分けして、そちらのご家族からも好評だった。
↓オットの姪にはレーズンパン。
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だけどホームベーカリーで作るパンはちょっとコスパが悪く、オットが気に入っている卵を使うふわふわのパンは1斤あたり50~60バーツ(約175~210円)といったところ。それでも日本の1斤のサイズなので決して高くはないが、タイの標準的な食パンは日本のものよりもひとまわりかふたまわり小さく、更にそれが10枚切りになっていたりするので比較対象にしにくいことろもあるのだけど、ふわふわのパンを厚切りにして食べるとあっという間に胃袋に納まってしまって、嬉しいような、悲しいような・・・。

ホームベーカリーを持ち込んだ翌年に小型オーブンを持ち込んで、捏ねと発酵までホームベーカリーでやったものをオーブンで焼いてみたり、手捏ねでパウンド型やエンゼル型を使って焼いてみたり。


↑これはスクエア型だけど、この著者のエンゼル型付きレシピも購入した。

こういうちぎりパンは小腹がすいたときに食べやすくて便利。

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↑ちょっと焼きすぎた

分量さえ間違えなければ失敗することはないのだけど、なにしろそこはタイ。1年のほとんどは暑いので、発酵はレシピどおりだと生地が膨らみ過ぎることがある。
あとはメロンパンもなかなかの好評をいただけるのだけど、クッキー生地は暑いといろいろ大変なので、12月から2月くらいまでの季節限定。

タイのセブンイレブンでは結構前からホットサンドが売られていて、オットの娘がそれを好きだった。
ホットサンドならタイの食パンの難も軽減できるかな、と思って、あるとき楽天市場で見つけたホットサンドメーカーを持ち込んだ。


これが秀逸で、ちょっと奮発して全粒粉パンを用意して全卵1個を落としてレンチンすれば、それなりのホットサンドになってしまう。

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↑コレは本当に手抜きサンドなのだけど、具材をハムとスライスチーズにするとか、ハムと卵にするとかすれば、中身の味が引き立ってパンは単なるスポンジ状の(?)炭水化物の物体となる。
ただ、タイの食パンは小さいので、中身をゴージャスにすると溢れてしまうので注意。

私がこのホットサンドメーカーを買ったときは3300円くらいだったと記憶しているのだけど、今年に入ってからもう少しお手頃な価格で販売しているショップを見つけた。なので妹の誕生日にこれを贈ることにした。
実際に妹が使わないとしても、小・中・高の3人の子どもがいるので、彼らが自分でそれを使ってお腹を満たしてくれれば妹の手間も減るというもの。すると甥姪が(おもちゃ感覚で?!)ホットサンドを作るようで、姪はこんなゴージャスな作品を作ったようだ。

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このくらいの金額だったら、もうひとつ買ってチェンマイに持って行ってもいいかな・・・なんて思ったりして。
もちろんひとつでも役割りは果たしてくれるのだけど、ひとつをレンジに入れている間にもうひとつのほうで準備をして・・・というふうにすれば、大量に作るときの時短になるかな、ということで。

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