チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

1/3が当たり?  2/3がハズレ?

先月のオットはずっと粽が食べたかったのか、それともヨリミチに粽を食べさせたかったのか、とにかくヨリミチがチェンマイに着いてから毎日のように『粽、チマキ、チマキ、粽』と言っていた。
思い出してみれば、半年くらい前もチマキ、チマキと言っている日々があって、市内のお店に行って買っていた。

そのお店はガイドブックにも載っている老舗で日本語の本には『肉まん(サラパオ)の有名店』というふうに書いてあることが多い。
でもサラパオは肉まんもあるし、あんまんもある。そして日本と同じようにクリームが入っているクリームまんもある。
そしてシュウマイもあって、そこのは粗挽き肉がみっちり詰まっているシュウマイで食べごたえがある。

それらは過去に食べたことがあるので『そのお店の物は美味しい』というのは知っていたのだけど、そこに粽があるというのは初耳だった。
言われてみれば中華粽というものは日本にもあるし、それがサラパオのお店にもあるというのは不思議ではないのだけど、ヨリミチの頭の中では粽と言うと新潟県の物産展などで売っているちょっと小ぶりできな粉を付けて食べるほうの粽のイメージが大きくて、『チェンマイちまき』という発想がなかった。
でもオットはときどき無性に粽を食べたくなるようで、先月もお昼頃にそのサラパオ屋に行ってみた。
が、粽は早くに完売してしまうので買うことができず、そんなことが2回続いた。

そして3度目の正直という言葉のとおり、3度目のトライで漸く買うことができた。

それを持ち帰って家で食べることにしたのだけど、オットがあれこれ説明してくれる。
まず、巻いてある葉っぱが笹ではなくて椰子の葉だということに驚いたのだけど、まあタイだから当然と言えば当然。

大きさは結構大きくて、ごはんにいろいろな物がぎゅぎゅぎゅっとくっついているような感じ。

そして、周りだけでなく、中にもいろいろ。

ごはんはそこそこの量があるけれど、ニンニクの風味が効いていてぺろっと食べられる。
そして具材は甘い味付けの物が多く、タロイモも甘い。
オットによるとタロイモはデザート的な意味だとのことで、日本でも幕の内弁当にアンズが入っていたり、餡子のお菓子が入っていたりするけれど、そんな感じなのかな、と思ったり。
オットはそのタロイモが好きなのだそうで楽しみにしていたのに、なぜか3個買ったうちの1つにしかタロイモは入っておらず、たまたまヨリミチが食べたのがそれだった。
結局オットはタロイモにありつけず。
なぜ2個の粽にタロイモが入っていなかったのか理由がわからないのだけど、単なる入れ忘れだとしたら、忘れすぎじゃなくて?
それとも経費削減ということで『当たり』の粽にしかタロイモは入っていないのか・・・。

オットは今度お店に行ったら『こないだ粽を3個買ったらタロイモは1個にしか入っていませんでした』と言ってみる、と言っていた。
が、小心者のオットがそれを実行するかどうかは・・・しないほうに1票!

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