チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

弱い雷おこし?!

この月末に、オットはある日本人の家族と会う。
去年知り合った人だと記憶しているのだけど、会うのはこれで4~5回目。
律儀なオットは今まででもちょっとした手土産を用意していたようで、そろそろネタ切れになってきたらしい。それで先日『何にしようかなあ』と相談された。

そんなときは、形に残るお土産物よりは気軽に食べられる消え物のほうが便利。
というわけで、ヨリミチは เขาแต๋ม(カーオテーン)を提案した。
これはタイ全土で買えるものだと思うのだけど、あまりにも素朴なスタイルの菓子なので、日本人でこれを食べたことのある人というのはわりと少ないかもしれない。
でも無意識のうちに口にしている可能性はあって、ヨリミチがそれを初めて食べたのはチェンマイに初めて行ったとき、お約束の観光日程に入っていたカントークディナーの食後のコーヒーに添えられていたので食べてしまった。
こんな具合にカフェでコーヒーのお供になっていることもあるだろうし、ちょっと値の張るスパやマッサージ店では施術後のお茶うけとして出すこともあると思う。

カーオテーンはもち米、糖類、揚げ油が主原料なので、日本の煎餅やおこしと通じるものがある。なので日本人は抵抗なく食べられると思うし、馴染みのある食感なので無意識のうちに食べてしまったらその存在も忘れてしまい、敢えて買うこともないかもしれない。
しかし煎餅好きなヨリミチはカーオテーンという物を食べてから『これはどこで買えるのだろう』ということが気になって、まだそれの名前も知らないのに行く先々でそれを探した。
結局チェンマイ空港のテナントでもそれを売っていることが判ったので、チェンマイから日本に戻ってくるときには何度かお土産にした。

個人的に気に入っているのはノーマルなカーオテーンで、それにきび砂糖だかパームシュガーだかのブラウンシュガーがかかっていると最高。
大きさはいろいろあって、初めて食べたのは手のひらくらいの大きさだったのだけど、小粒の物が食べやすくて好き。
当たり外れはあるかもしれないが、だいたいはサクサクしていてどんどん食べられる。
見た目や色は雷おこしのようで『硬いの?』と思いがちだけれど、雷おこしよりは軽い食感。

そんなわけでオットにカーオテーンを薦めたら、先日スーパーマーケットのポップアップストアで3種類買って来た。
なぜ3種類なのかというと、1袋35バーツの物が3袋で100バーツになるということで、奥さん気質のオットは迷わず3袋。
ヨリミチの提案のとおり小粒の物と

ゴマやナッツが乗せてある物と

ムーヨーン(甘く味付けした乾燥豚肉を裂いた物)が乗っている物。


タイ人はムーヨーンがかなり好きなようで、ご飯に乗せたり(一応、日本にも『桜でんぶ』という物があるのでそんな感じかな、と理解はできる)、サンドイッチの具にしたり(これは甘いマヨネーズを糊にしてパンに挟む)、惣菜パンの具にしたり、というのはよくあるのだけど、カーオテーンにも乗せてしまうとは。
まあ、パンの具にするよりは違和感はないような気はするけど・・・

ムーヨーンの乗ったカーオテーン、どこかで見かけたら試してみようかな。怖いもの見たさで。

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