チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

取り敢えず選択肢から外す

今回のチェンマイ滞在は86日くらいで、渡航前に東京のタイ大使館で90日滞在可能なビザを取ってあるので TM.30(外国人のタイ入国報告)以外のことではタイの入国管理局のお世話になることはない。
帰国便は予約済みで、前述の90日ビザを申請するために往復予約をした(申請時に必要な書類に入国/帰国の予定を書く欄がある)ので、7月某日に搭乗することは決まっているのだけど、多分この先この航空会社で予約することはないかな・・・という感じ。

というのは、LCCなので仕方ない部分はあるけれど、まず実家から成田までの道程が辛い。(実家からだと羽田のほうが行きやすい。)
そして成田では第3ターミナルということで、電車を降りてからシャトルバス。
第3ターミナルに着くまでの時間もかかるし、航空会社カウンターの列に並んでもスタッフの手際が良くないのか搭乗客のリクエストなどが多いのか、列の進みが遅い。
結局ヨリミチは『〇時〇分発の便をご利用のお客様はいらっしゃいませんか~?』という呼び出しの対象者になってしまった。
そして今回予約したのは預け入れ手荷物が15キロまで含まれている航空券で、15キロを越えた分については追加料金を払えば良いというもの。
確か搭乗前日までならオンラインで重量超過分を買うことができ、それが5キロで6000円ちょっとだった。なのでそれを事前に買ってもよかったのだけど、搭乗当日チェックインカウンターでの精算となると1キロごとの計算となり、1キロ当たり2000円くらいだったので、3キロ程度の超過だと現地精算のほうがお得。
もともとヨリミチはスーツケースの重量は15キロを目指して軽い物を詰め込むことにしていたのでせいぜい3キロオーバーで済むだろうと思っていた。家を出る前にはいろいろな物を出したり入れたりしていたので正確な重量はわからなかったのだけど、どちらにしても3キロ前後のオーバーだったはず。それよりももっとオーバーしていたら空港内でスーツケースの中の物をリュックに詰め替えればいいやと思っていた。が、第3ターミナルに辿り着くまでに時間がかかったし荷物の重さを計れるモノは見当たらない(探す時間もなかった)し、チェックインカウンターでも『復路の便は取ってありますか?』という頓珍漢な質問はされる(『おたくの会社で往復予約をしてあるので画面で確認できませんか?』と答えてしまった)し『荷物の重量超過分は追加料金が発生しますがどうされますか』と回りくどい言い方をされて無駄な時間を使うことになったし、そこで『重い物は持ち込み手荷物のほうに移します』と言えるような時間の余裕もなく追加料金をクレジットカードで払うことにしたのだけど、それが1万円に迫る金額で。
搭乗時刻が迫っていたので料金表を確認したいとも言えず、その後の乗り継ぎ空港で調べてみたら規定を越える荷物の追加料金そのものがこの1か月で値上がりしていたようで、更に円安の影響もあるのか結果として1万円近い金額を払うことになったのだ。
それなら前日までに5キロオーバーまでの追加料金を支払っておけばよかったという話なのだけど、実際問題として出発直前の数日はほとんど寝られないほど時間がなかったので荷造りもままならず、なので重量超過分を買うかどうかも決断できなかったので、この荷物問題に関しては今後のための勉強代ということで収めることにした。

ということで荷物が軽ければ安く済む LCC ではあるのだけど、ヨリミチのように荷物をできるだけたくさん運びたい人にとってはそれほどお得感はなく、しかも機内エンターテインメント(映画などを見られるスクリーン)もないしスマホ充電もできないのでバッテリーに余裕がなければスマホをいじるのにも躊躇するし、長時間の搭乗だとあまり良いことはないかな・・・という感じ。

今回は仁川→チェンマイで手持ち無沙汰にならないように事前に電子書籍でも買って機内でスマホで読もうと思っていたのだけど、数日間の睡眠不足を取り戻すべく爆睡してしまったので暇で困るということもなく・・・。
でも体力が有り余っていて眠ることもできない状態なら動画や本は必要かも。
結局5時間ほどのフライトで非常に喉が渇いて生命の危機を感じたのでオレンジジュースを1本買い、それが円換算で223円。

機内食も出ない(有料で購入できるが)ので乗り継ぎ空港で食事代がかかった分と荷物の重量超過分の料金を合わせるとレガシーキャリアを予約するのと変わらないか、もしかしたらそれよりも高くついてしまう。
というのを考えると、レガシーキャリアのチケットを買って、荷物は20キロとか25キロという条件でパッキングし、飲み物は自由にオーダーできて機内食も勝手に出てくるシステムのほうがいろいろラクだし支払いのストレスもない。そして映画を2~3本観られるのならある意味『元を取れる』と言えるのではなかろうか。

以前他社の LCC を使ったときもあまり良いことはなかったし、乗り継ぎがあるとか長時間の搭乗となる場合は敢えて LCC にする必要はないかな、ということで、LCC を今後の選択肢から外す気持ちが大きくなった。

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