チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

それじゃあないんだよな

チェンマイの家は築25年くらいで、設備は当時の最新式。
木造家屋ではないので骨組みや壁は取り敢えず問題はないのだけど、バスルーム(シャワー、トイレ、洗面台がある)の床は結構な劣化が出てきている。

バスルームのいちばん奥がシャワーなのだけど、そちらの隅に100リットルくらいの大きさのバケツを置いてある。それには常に水を入れておいて、ときどきある断水のときに使っている。
入れてある水は水道水なので飲料用にはしないけれど、場合によっては食器洗いや洗濯にも使う。
なので不定期にバケツを洗うことにしているのだけど、先日オットがバケツを洗おうと思って定位置から動かしたところ、その陰になっていた壁や床タイルの汚れが気になったらしい。
ヨリミチがチェンマイにいればそのへんの汚れはマメに手入れをしてそれなりの状態に保っているのだけど、オットは神経質なわりにはそこには気が回らず、ずっと無法地帯になっている(というのは想像できる)。

それであまりにも放置しすぎた結果かなり残念な状態になってしまっていて、そこでオットも『どうにかしなくちゃ』と思ったらしい。
私だったら使い古した歯ブラシで軽くこすって汚れを落とし、それでも落ち切れないものがあればカビ取り剤を出動させるけれど、オットの場合はいきなりバスルーム用の洗剤をドバドバかけて大きなブラシでゴシゴシ。
ブラシが大きいと壁と床の接続部分の隅っこにはなかなか届かないので汚れは落ちないのに、オットはブラシの性能のせいにして『もっと硬くてよく擦れるブラシを買います』と言って市場に出掛けた。
私は『歯ブラシみたいな小さいブラシだったら汚れに届きますよ』と言ったのだけど、聞く耳を持たず。

それで買ったのはコレなのだけど・・・



案の定オットが期待していた仕事はできなかったようで。
そもそもブラシの毛が短すぎる。
それにもっと密集した毛のほうが良くない?
65バーツも出してなんてこった、という感じなのだけど、それからオットはまた別のブラシを買ったようで。
歯ブラシの形の、もっと大きくて毛が金属のものと言っていたような気がするが、毛が硬ければ良いというものではないのに・・・。むしろタイルや目地に傷ができて、ますます手強い汚れが定着しそう・・・。
そういうのは私が柔らかいブラシで実践して見せないとオットは納得しないので、そのへんは物理的な距離がもどかしくてたまらない。

オットの掃除が将来的に逆効果にならなければ良いのだけど。
でも築25年の家の目地はゴム状のコーキングではなくてセメント的な素材なので、金属のブラシで擦っても被害は最小限で収まりそうなのは救い。
しかも6月に屋根を直してもらった修理屋さんは一昨年にこのバスルームのシャワーも直してもらっていて状況は解っているので『工事が必要なら連絡して下さいね』ということになっている。
↓(シャワーの配管を直した話)
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2020/10/11/203338

オットもその修理屋さんのことを信用しているのでいずれそうなることだとは思うのだけど、そのときまでは自力で対処しながらどうにかするしかない。

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