チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

水道のコックx1、蛇口x2、樋の小穴の修理を頼んだらどうなったか (1)

チェンマイの家はオットが若かりし頃に購入してから気前良く増築はしたものの職人を入れての修理はほとんどしていなかったと思われる。

そんな家屋、しかもタイなので壊れてきたらそれがどんどん加速して、この何年かは雨のたびに増築部分の天井と壁の境目からじわじわと水が入って壁がポロポロ崩れてきたり、様子を見るつもりでオットがそこをいじったら本格的に雨漏りがしてきたり(現在雨漏りが拡張中)、他にも水道のコックが緩くなって水の止まりが悪くなり、常にポタポタ滴ってしまう状態になった。
水道に関してはパッキンの問題かな?と思ったけれど、既に設備が古すぎて、もはやそういう問題でもないっぽい。

タイは住宅に限らず道路などのインフラでも『後の点検修理』のことを考えずに施工することが今でもあって、昨年だったかバンコクの汚水ますの網状の鉄の蓋が壊れて女性が突然落下した事故があったのだけど、それの対処だって『蓋と受けの状態を改善する』のではなくて『これから物が落ちないように蓋をアスファルトで埋めて道路と同化させてしまう』ことで良しとして、全国ニュースで流していた。それじゃあそれまでそこから排水されていた路上の水はどうなるの?ということはタイ人は考えないらしい。

そんな工事が主流なのでオットの家の水道設備もほとんどが壁に埋まっていて『コレを外してパーツ交換してね』という箇所がなく、小さな不具合でも個人でどうにかできるものではない。

オットはコロナ禍で収入がないので修理代を出したくないということだったのだけど、私に言わせれば自力で水道管をいじるために家の壁を壊しても、それを修復させることが技術的に不可能に近いし、何よりもドリルやセメントなどの道具がない。不慣れなオットがやるとしても、その後の病院代が高額になりそう、ということで、修理屋を探すことを提案した。

以前の洗濯機の修理屋は良心的だったので、水まわりのことだしそこに電話したら?と言ったのだけど、オットは隣の家のリノベーション工事をした人に電話番号をもらっていたのでその人に電話するという。まあ、タイ人どうしのことだし、そのへんはオットに任せることにした。

するとオット、直ぐにその工事人に連絡をして、状態を見てもらうことになった。彼は隣の家の工事を何度もしていた(隣の家はレントハウスなので住民が入れ替わるタイミングで何度かリノベーションしている)ので話が早く、翌日の朝8時半に来るという。その次の日から数日間はお互いの都合が合わず、対応がこんなに超スピードになってしまった。

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果たして、これが吉と出るのか、凶と出るのか・・・。

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