チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

ササガニユリで思い出した山岳民族村 TRIBAL VILLAGE

先日のササガニユリ(スパイダーリリー)についてのタイ語での説明文で、タイの山岳民族には大事な植物で・・・というのを知って、チェンマイのドイ・ステープの裏手にあるドイ・プイ(DOI PUI)を思い出した。

↓ササガニユリは雨の花という話
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/05/20/183536

ドイ・プイというのは山岳民族の村のようになっていて、観光地化されているけれども人々の生活はそこに根付いていてきちんとした家や学校もあるので、他の地域の『観光客向けの山岳民族村』とはちょっと違う。
観光客向けに開設された山岳民族村はもともとの居住エリア(山とか林の中とか)からそこに出張して生活していることが多く、その施設に定住しているわけではない。なのでコロナ禍の現在は出張して来ても観光による収入は見込めないということでほとんどの人は山や林の家に戻っているとのこと。
でもドイ・プイの場合はそこが住居なので、コロナ禍前と比べてもそのエリアに観光客がいるかいないかくらいの違いしかないと思う。


ドイ・プイに暮らしているのはおもにモン族で、そこでの収入源は観光によるものが大きい。
が、設営された山岳民族村と違うのは、タイ人観光客も結構訪れるということ。
写真好き(風景などを撮るのではなく、自分が被写体になるという意味)なタイ人はドイ・プイでは風景と私、お花と私、民族衣装を着た私、友達と私、コーヒーを飲む私、などなどを堪能し、楽しそうに過ごしている。


そしてタイ人が憧れる桜の木もあるのでそこにピンク色の花が咲くと結構な話題になる。と言ってもそこの桜はソメイヨシノではなく、それよりは桃の花のようなフワフワしたはなびらの花が咲く種類なので、日本で言う『桜の開花』とは雰囲気はちょっと違うが。
↓左にあるのが桜の木

以前はケシを目立つ位置に植えてあって『これがアヘンのもとですよ』のようなインパクトで勝負しているようなところがあったのだけど、今はそういう表現は控えたほうが良いのだろう。ケシは隅のほうにあるかもしれないが、花畑は鮮やかで写真映えするものが多くなり、畑の形状も写真を撮りやすい(撮られやすい?)ように整えられたようだ。

私がこのような花に関する記事を書くなんて想像できなかったので現地で花をあまり撮影しなかったのが悔やまれるが、とにかくさまざまな種類の花が植えられていて、場所によっては紫陽花、ひまわり、ハイビスカス(かな?)がいっぺんに撮れるところも。

四季のある国に生まれ育ったヨリミチとしては『そのごちゃまぜ感に美を感じるか』と問われると肯定的な返事はできないのだけど、そこは季節の流れが日本とは違うので、何が正解というのはないのだろう。

もしかしたらドイ・プイにもササガニユリ(スパイダーリリー พลับพลึง)があったかもしれない。もしあれば、尚且つ私がササガニユリという植物を知っていれば、そのときに雨乞いのことや言い伝えなどについて現地の人に聞くことができたのに・・・。
この先、ドイ・プイに行くことがあったら聞いてみようと思う。


ドイ・プイに行くにはドイ・ステープ寺院の参道(階段)のあたりから乗り合いソンテウを使うのが一般的。でもコロナ禍の今はどうなっているかはわからない。帰りもソンテウを使うことになるので、費用はかかるがチャーターが安心。
ドイ・ステープ寺院から山道の上り下りがあって、ドイ・プイの駐車場に着く。そこから徒歩で巡ることになるのだけど、ほとんどのものは駐車場より高い場所にあるので最初は上り坂、帰りは下り坂となる。
細い道の両側には土産物屋などがひしめいていて、目につくのは菊の花を乾燥させたお茶。私は興味がないので買ったことはないが。あとは手工芸品とか服とかの、布製品。山岳民族独特の色使いやデザインで面白い物がたくさんある。そしてドライフルーツ。私はこういうところのイチゴが好きで、たびたび買っている。イチゴの他にも定番のマンゴーとかパイナップルはあるし、日本ではあまり見ないロンガン(龍眼 = ラムヤイ)もある。だいたいの場合、試食ができるので少しずついただいて、最後にイチゴを買うというパターン。
もしかしたら市内の市場でもっと安く買えるのかもしれないが、自分の払ったお金がきちんとそこの現場の収入になると思えば私は気持ち良く払える。
↓こんなものをつまみながら歩いたり



↑中身はバナナともち米

お土産屋が途切れると、MUSEUM と書いてある小屋がある。
・・・が、立派な博物館を想像してはいけない。
その近くに衣装レンタルのお店があるので、興味のある人はそちらへ。モン族の衣装を身に付けて散策ができるし、もっと上にあるカフェにも行ける。

こちらは展望カフェ。

Hmong Doi Pui Family Coffee

  1. 66 86 730 7723

https://maps.app.goo.gl/C25setkGmyBmegrm9
周辺でコーヒーノキ(コーヒーの木)の栽培もしているので、地産地消のようなことになっていて、テーブルのすぐそばにも花や実のあるコーヒーの木があるので、そういうものを見ながらコーヒーをいただくことができる。


カフェではコーヒー豆の販売もしている。

そこから更に上に進むと、バンガローのような小屋やテントのあるエリア。
数年前からタイ人の間でもキャンプのような野外活動の認知度が上がり、こういう施設が増えてきた。タイ人だけでなく、きっと西洋人も利用するのだろう。

ここまで来たらあとは下りながら駐車場を目指すことになる。(その前のカフェから引き返してもよいが。)
ざっと見るだけなら1時間半くらいの行程と言いたいが、勾配が急なので上りはキツいし下りは危険。
花をじっくり見たいとか喫茶店で風景と空気をゆっくり味わいたいということならそれなりの時間を確保しておく必要がある。
それに戻るときの下り坂もかなり急なので、ソンテウの出発時刻が~!なんて言って慌てて移動すると怪我をしかねない。
やはり時間には余裕をもって計画することをお勧めしたい。

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