チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

チェンマイでジャムを作りたい

先週あたり、チェンマイ郊外のサムーンという村ではストロベリーフェスティバルがあったはず。
この何年かはチェンマイでもクオリティの高いイチゴが収穫できるようになった。
最初は市内から車で2時間くらいの山の中から始まって、そこである程度安定して栽培できるようになるとだんだんと開墾が進み、観光農園化もされたりして今ではイチゴ狩りも楽しむことができる。

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いつだったか、オットが仕事でドイ・インタノン山(タイの最高峰)方面に出掛けたときにお客様のリクエストで立ち寄った喫茶店の近くにイチゴ畑が広がっていて、そのときはまだ販路が確立されていなかったのか、その畑のオーナーに『とにかく買ってほしい』と言われてバケツ2杯分くらいのイチゴを格安で買って来たことがあった。
たまたま私もイチゴがほしいなぁと思っていたときだったのでウェルカムで、たくさん食べたしたくさんジャムを作った。

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市内の市場でイチゴを買うとなるとそれなりに高級品で、庶民は固くて酸っぱいイチゴを安く買って砂糖をかけて食べていた。その当時は美味しい果物は中国人が買い占めてしまって生産地以外の場所ではまともな果物を買えなかったのだ。

一昨年の夏はパイナップルが採れすぎて価格が大暴落。小玉の種類は1個1バーツ(約3.5円)ということもあった。
日本で見るような普通サイズの物もかなり安かったので3玉買って、大量にジャムにしたら美味しかったこと。

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他にもリンゴ、柿、スターフルーツザボン、マンゴーもジャムにしたし、マナオ(タイではレモンではなく、このライムのような『マナオ』が主流)でもレモンクリームもどき(?マナオクリーム?)を作った。

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パッションフルーツも結構安いのでジャムにしてみたいのだけど、オットがパッションフルーツをあまり好きではないようなのでまだ試していない。

タイは気候や風土の理由で保存食というものはあまりないように感じる。
果物も、熟れたら採ってすぐ食べる。
基本的に1年中温暖で、お米だって1年に3回収穫できるし、道端でぐるっと見渡せばどこかしらに食べられるものが実っている。なのでわざわざ保存食を確保しておく必要がないし、それよりも食物を取っておくことは食中毒にも繋がってしまう危険性のほうが問題。

なのでタイでは果物をジャムにするという発想はあまりないようで、スーパーマーケットなどに並んでいるジャムはほとんどが輸入物。

というわけで、タイで安くて美味しいジャムを食べたいなら自分で作ればよい。
日本では高価でなかなか手を出せないような南国フルーツも時期によっては安価で大量に買えるのだから。

取り敢えず、タイに行けたら作ってみたいジャムはマンゴー、パッションフルーツ、パイナップル。
あぁ、妄想が膨らむ・・・。

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