チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

『てにをは』がおかしいけど気にしている場合ではない

最近、来月からタイの入国条件が緩和されるという報道があり、第一段階では10ヶ国の予定で・・・などなど、確定情報と未確定(予測)情報が飛び交う状態になっている。

さすがにオットも情報が気になるようで、昨晩もテレビニュースの画面をスマホで撮影したものを送ってきた。
そのニュースによると、第一段階の国に日本も入るのではないか、というもの。

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タイ全体で見ると新型コロナの感染者数は大幅に減っているわけではないけれど、状況としてはピーク時よりは落ち着いてきているのかな、という気はする。
しかしチェンマイに関しては今月に入ったあたりから感染者数が徐々に増えていて、今週は上昇のカーブが急になった。
特に野菜や魚を扱っているチェンマイ最大の卸し市場でクラスターが発生し、市場の閉鎖と消毒をしたのは大きな話題。
この市場が閉鎖されたら食堂や個人商店は大打撃だろうし、仕入れに訪れた人にも感染の心配がある。
市民のワクチン接種は進んでいるものの、20代から50代まではほぼシノバックだし、65歳以上の人もシノバック×アストラゼネカというパターンが多い。
シノバックがどの程度効果のあるものなのかはわからないし、更に問題なのは卸し市場で感染者が多数、ということは、そこで働いている人とお客さんだけが感染リスクがあるのではなくて、郊外よりももっと遠くを拠点としている農業従事者が毎日早朝に野菜を卸しに往復しているので、彼らが感染すればその家族や畑の関係者が感染し、さらには別の大型市場にも作物を卸しているだろうし・・・と思っていたら、昨日はチェンマイ市内から20キロくらい離れたそこそこ大きな町のメイン市場で多数の感染者が確認された。
そして今日はオットからこんなLINEが。

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オットの苦手な『てにをは』が間違っているけれど、そんなことを指摘している場合ではない。

チェンマイ郊外の野菜畑のあるようなエリアでは住民が積極的にワクチン接種をするとは思えないし、言いにくいことではあるけれど孤児や元孤児という人もそれなりの人数が存在する。そういう人たちがきちんとワクチン接種の対象者となっているのかという疑問もあるし、タイ国籍を持たない山岳民族の出入りもある。
もっと広い目で見ると、ミャンマーとの国境もあるのでそちらからのコロナ流入もゼロとは言い切れないものだし。

チェンマイでは新型コロナウイルス感染症での死亡というのはあまりないのでそれは不幸中の幸いではあるけれど、理由はわからない。ウイルス自体がそれほど強くないのか、それとも人々の体質が関係しているのか・・・。

せっかくタイの入国条件が緩和されるのに、感染者数がこんなふうだとチェンマイはスタート延期、なんてことにもなりそうな気が。

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