先日の記事にしたビオレガード、そのことについてはあまり詳しく書かなかったのだけど、香りは2種類の展開。ラベンダーバレーとフローラルブロッサム。
ヨリミチはどちらの香りも求めておらず、このような虫よけ剤は無香料とかシトラスとかミント程度のもので良いと思っている。
だけどラベンダーかフローラルしかないので仕方なくラベンダーを選んだ。
ラベンダーの香りは嫌いではないけれど、個人的には『わざわざその香りを付けた』というところが余計だな、と思うのだけど、タイはそういう物を良しとする世界なので仕方ない。
で、つい先日オットはセブンイレブンで新発売のヤードムを買った。
それがラベンダーの香りなのだそうで。
でもヤードムって、ミント系のスースーするのが良いんじゃなくて?と思ったのだけど、ラベンダーの香りのヤードムって、それってヤードムと言えるのだろうか・・・。
(↑オットが送ってくれた画像)
が、しかし!
オットがセブンイレブンでラベンダーのヤードムを買って家に帰り、楽しみにして開封したら、ラベンダーの香りがこれっぽっちもしなかったと・・・。
オットは LINE のビデオ通話で実物を見せてくれて、『これだよ～』と言って匂いをクンクン嗅ぐのだけど、全っ然ラベンダーの香りがしなくて『タイガーバームと同じ(匂い)』と言っていて・・・香りの説明をするのにビデオ通話だった意味ってある?と突っ込みたくなった。
それは金杯油(GOLDEN CUP)というメーカーの商品で、言われてみればそのメーカーのバームは見たことがある。きっとそれなりに有名なメーカーなのでオットも期待してラベンダーの香りのヤードムを買ったと思うのだけど、それが全然・・・。
せめてもの救いは、友達やお客さんに紹介しなかったこと。もしもこれをお土産になんてしてしまったら迷惑を掛けることになっていたかも、と。
そんな話をしていたら、実はオットはラベンダーの香りが好きだということがヨリミチの新たな発見となった。
そう言えば、数ヵ月前に白アリっぽい虫が出たときに殺虫剤のストックを使い切ってしまったので翌日にスーパーマーケットで白アリ用のスプレーを買ったと言っていたのだけど、そのときのスプレーもラベンダーの香り。
家にあるトイレ用の洗剤もラベンダーの香り。
蚊取り線香もラベンダーの香り。
すぐに思い出せるだけでもこんなにラベンダーの香りの物が家にある。
そんなにラベンダーの香りが好きなのなら、日本で調達できるラベンダーの香り付きの何かを買ってチェンマイに持って行こうかとも思うのだけど、オットは多分本物のラベンダーを知らない。
なのでタイにある人工的に付けられたラベンダーの香りを『ラベンダー』だと認識しているとすれば、日本から何かを持ち込んでも『これは本物ではない』と言うかもしれない。
それにヨリミチが選ぶ物だと仄かに香る程度の強さだろうから、オットはそれには満足しないかもしれない。
・・・ということを考えると、『じゃあ持って行かなくてもいいか』というふうにもなるのだけど、そのへんは『良い物が見付かれば持って行けばいいか』ということで。
先述のビオレガードはチェンマイでオットと一緒に買い物をしたときに買ったのだけど、ヨリミチがフローラルを選ばずに(というかフローラルを避けて)ラベンダーの香りを選んだときに『こっち(フローラル)もあるよ』と言わなかったのは、自分がラベンダーの香りを好きだから敢えて逆を提案することをしなかったということなのね、と思った。
でもビオレガードのラベンダーの香りはそれほど主張はしないし、蚊よけとしては効いているので、いろんな意味で買って正解だった。
