チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

makro で幸せを感じる

今回チェンマイの滞在は2週間ほど。
これが旅行だったらそれなりにゆっくりした日程を組めるのだろうけど、3年以上のブランク後の2週間の日常生活なので思ったよりも慌ただしい。

オットもオットでおもてなしの意味を込めて(?!)日本ではあまり食べられない物を食べに連れて行ってくれたり、誰かに会ったり、1人では行かない(行けない?!)ようなレストランに行ったりして、『どこにも行かないで家にいる日』が滞在中に2~3日あるかどうか、という感じ。
とは言っても滞在中盤にもなってくると『今日は家でゆっくりしましょう』のようになるのだけど、でも自炊よりも外で食べるほうがコストやゴミの始末の面でも合理的だったりして結局ちょっと出掛けたり。

そんな日々を送っていても何度かスーパーマーケットに買い物に行っている。・・・が、買った物はヨリミチがお土産として持って帰るヤードム、シャンプー、せっけん、ドライフルーツなどがメイン。

チェンマイ生活でのスーパーマーケットは Lotus's、 Big-C、 makro が有名どころで、庶民も通う。他にも Rimping や TOPS などもあるけれど、これらはちょっとお高めで外国人向け。ヨリミチはもちろんロータス、ビッグC、マクロ派。

コロナ禍に突入した頃、ヨリミチはタイ滞在の1年ビザがチェンマイで取れたばかりで当初の予定ではその2ヶ月後に一旦日本に戻ることにしていた。それで日本の役所での手続きを済ませたり私物をまとめたりして居処をチェンマイに移そうと思っていたのだけどコロナという未知の病が発生したためにどのように行動するのがベストなのか解らなくなり、取り敢えず保存のできる食材などを調達することにした。
そして向かったのが makro だった。
当時は日本でも日用品の買い溜めや買い占めが話題になったと思うのだけどチェンマイでも同じで、お米やインスタント食品はメジャーな物からどんどん売れていった。そしてパスタも棚が空っぽに。パスタはタイ人ではなく、長期滞在の西洋人が自宅でストックするために買ったのだろう。

そんな戦々恐々とするお買い物をしたのが2020年3月。

それ以来の makro で、お店の状況は平常に戻り、こちらの気持ちも平穏で、たいした物は買わなかったけれどもゆっくりお買い物をできるのはいいなぁ、と幸せを感じた2023年7月。

そして3年前に makro で食い溜めをした数日後にはドタバタと日本に戻ることになったのだけど、その決断をしたのは家の近くの広場。

オットと2人でグルグルと何周も歩きながらコロナって罹ったら旅行保険でカバーできるのかとかチェンマイではどの病院に行くべきかとか外国人も診てもらえるのか、とか、日本に帰るとしても持っている航空券の日にちは変更できるのかとか、とにかくいろいろなことを調べたり考えたりした。オットは信頼している友達にも電話をして自分たちの状況を説明して、それでヨリミチをチェンマイに留めておくのと日本に帰すのとどちらのほうが良いのだろう、と相談した。
そして『タイ人はタイで、日本人は日本でコロナ禍を乗り切ろう』という結論を出した。

そのときもこんなふうに2人の影を見ながら歩いていたのだけど

あれから3年経って、同じ場所でこんなふざけた写真が撮れるようになって良かった~。

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