チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

その手があったか

先日のオットの誕生日に、義兄は自分の家の敷地内で採れたものをたくさん持ってきてくれた。


バナナ、パパイヤ、グラトーン、グアバ

オットは独居生活なのでこれらを一気に消費するのは大変だけれど、それを考えてくれたようでバナナとパパイヤは青いものにしてくれた。
それにしても大量すぎるが。

私もそこで生活していれば毎日せっせと食べるに違いないのだけど、実はオットはグラトーンはあまり好きではない。というか、グラトーンは当たり外れがあって甘いものはとても甘いのだけど、甘くないものは本当に味がない。味がないものはサラダ(ソムタム)にすれば立派な具材になるのだけど、オットはソムタムを作らない。

なのでオットはグラトーンと青いバナナを2軒先のお宅にお裾分けした。
それでもバナナはまだまだあるので、向かいのお宅にもお裾分け。

残ったバナナは家の中でもなるべく日の当たらない場所に置いておく。少しでも日が当たると一気に熟れるので、そんなことになったら一大事なのだ。たとえ私と生活していたとしても、朝に3本、昼に2本、夜に2本、のようなノルマになる(オットはもっと食べる)のでさすがに飽きてくるし、それを言うとオットはバナナを冷蔵庫に入れて熟れるのを遅くしようとするのだけど、私は冷蔵庫で冷やしたバナナは好きではない。それなら冷凍したいのだけど、冷凍してしまうと存在を忘れる(というか忘れたふりをして食べない)ので次のバナナが来てしまうことになる。

なので私はバナナが大量に手に入って食べるのが追い付かないときはどんどんバナナケーキにしてしまってラップで包んで冷凍してしまうのだけど、私が日本にいる今はそんなことはできない。

そこでオットはバナナを蒸すことを思い出して、大量に蒸しバナナを作った。
これは私は未体験の方法で、オットもずっと忘れていたそうなのだけど、市場などでは結構あるらしい。
市場の蒸しバナナは皮がまだ緑のうちに作ることが多いのだそうで、そういうバナナは甘くないので砂糖とココナッツを加えて甘くしているとのこと。
でもオットが今回作ったのは皮が少しだけ黄色くなったバナナ。これだと生で食べると渋いけれど(そもそもその状態で食べることはない)、蒸すことによって甘味が出るとのこと。

↑この鍋は底板を入れれば蒸し器になる

蒸したものは冷蔵庫で保管すれば長持ちするらしいので、できたてのアツアツを食べてもよいし、冷やしたものを食べてもよいし、冷やしたものをレンジで温めて食べてもよい。

温かいものだったら温かい豆乳に入れたり、冷たいものだったらヨーグルトをかけたりして食べてみたいなぁ、と妄想が広がる広がる。

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