チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

似ているけど違う場所

昨日(というか、投稿したときには日付が変わっていたので今日になってしまっていた)の投稿をしてからお風呂に入り、ボーッとしていたら気が付いた。

(チェンマイで)似ているけど違う場所、もうひとつあった!

それは、『グランドキャニオン』と言われている場所と『パーショー(ผาช่อ PHA CHOR)』。

グランドキャニオンというのは施設の名前にグランドキャニオンという言葉が入っているもので、GRAND CANYON WATER PARK。
ハーンドン グランド キャニオン

  1. 66 52 010 565

https://maps.app.goo.gl/iRwkyHqkjD1SVkBt9
ここは木々が生い茂っていた地域を切り開き、土や石の採掘をした結果の人工池の状態の場所。そこをレジャー施設にするというときに『グランドキャニオン』というワードを入れたようで。
しかし滝があるわけでもないし、水が循環しているわけでもなさそうだし、基本的には雨水が貯まっているだけなのではなかろうか。それとも水道水も追加しているのか・・・。
レジャーランド化させたのだから相応の安全性があるとは思う(思いたい)のだけど、そのへんはどうだか。
数年前に設備の改修が行われたことである程度は安全になったようだけれども、それまでは勝手に崖から飛び込む人がいて、事故も一定数はあったらしい。改修以降は監視員が増えたり飛び込み禁止エリアができたりして大きな事故は減っているそうだけど、その代わり入場料やルールが厳格化された。パークに入るだけなら50バーツ、〇〇をする場合は100バーツ追加、〇〇の場合は500バーツ、等々。そして飲食物の持ち込みは禁止だそうなので、そこのレストランや売店を利用することになる。

私はパークの中に入ったことはないのだけど(以前は散歩程度のことはできたようでオットの親戚が連れて行ってくれたのだけど、入場料必須になっていたので引き返した)、そこはフローティング設備があって浮島やスライダーなどで遊べるらしい。あとはジップラインとか。
でもタイではジップラインの事故は結構な頻度で起きているので私はトライしようとは思わない。
あと、ここを調べていて発見したのだけど、近くに Canyon Wake Park というものもできていた。こちらはウェイクボードとかSUP(スタンドアップパドルボード)ができる施設のようなので、ヨリミチ的にはこちらのほうが興味がある。

ちなみにマップの隅に載っている『ホシハナビレッジ』と『バーンロムサイ』は日本人が経営・運営しているところで、前者が宿泊施設、後者が子どもの保護・養育施設。
以前バーンロムサイに支援品を持って行くという友人がいたので、コバンザメのようにくっついて行ったことがある。急なことで私は寄付する物品を用意できなかったので、食事や薬代などの足しにしてもらえればと思って少々の現金をお渡ししてきた。ここも日本の養護施設と同じように、18歳(高校卒業)で退所する規則だとのこと。もともとは HIV に感染した子どもを養育する目的の施設だったのだけど、ときが経つにつれて良い薬が出てきて発症を抑えることができ、わざわざ条件を絞る必要がなくなってきたので、今では経済的な問題や、薬物や親の健康上の問題で養育できないという家庭の子どもも受け入れている。ということで、現在は子どものバックグラウンドもさまざま。

さて、それで私が GRAND CANYON WATER PARK よりもグランドキャニオン感が強いと感じたのは、チェンマイ市内から更に離れた PHA CHOR(パーチョー/パーショー)というところ。

パーチョー (メーワン国立公園)
https://maps.app.goo.gl/69g5hqShZ6BszfMe8

先のウォーターパークが市街地から車で30分くらいなのに対し、パーショーは1時間強。
距離も違えば景観も違う。・・・というか、違いすぎる。
でも方角が同じなので、間違う人はいるかもしれない。

パーショーは国立公園の一部で、遊歩道の入り口には事務所があり、削れた地面に作られた歩道は整備され、たまーに警備員もいる。
遊歩道の距離としてはそれほどでもないけれど、迂回路はないし日射しが強いし登り下りが激しいので膝や健康状態に不安がある人にはお勧めできない。むしろ『遊歩道入り口のところにある小屋で待ってて下さい』と言いたい。
それか、取り敢えず最初の急な階段を下りたら、進むか戻るか考えて下さい、という感じかな。遊歩道は一方通行で、最後はここの階段に戻って来るので。

遊歩道に進入(?!)してしまったらトイレも売店もないので、いろいろなことはその手前の場所で済ませておく必要がある。
で、水やお弁当を持って行けば遊歩道の途中にある屋根付きベンチで休憩しながら食事ができる。以前ここに行った日にはスマホで何枚も撮影したのに、なぜか動画は残っているのに画像が保存されていないという・・・。

なので、これらの画像は動画のスクリーンショットとか、人からもらった画像とか。



立ち入れるエリアは規模としては小さいが、その環境を考えると長~い遊歩道では事故が起こる確率が高くなりそう。途中で負傷したとか暑さで体調を崩したということになると救助が大変なので、あのくらいの散歩道程度の距離が妥当なところだと思う。

私は地面とか地層を飽きずに見ていられる人なので、パーショーの遊歩道は結構楽しかった。鍾乳洞の天井がないバージョンみたいな感じで。
解説によると何百万年か前はここは川だったということなのだけど、今ではこのとおりの乾燥地帯。しかも風化によって石柱状の土壁になっている。なのに周りには深い林があったり。ということは、水がまったくないわけでもなさそう。

なんとも不思議な迷路のような PHA CHOR。
体力のあるうちに、また行きたい~。

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