チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

鏡台に置かれたバナナ

オットと LINE を使って電話をしていたら、前日に市場でカボチャとバナナとトマトを買ったよ、と言って向こうはビデオ通話になった。
華僑の多いタイは春節も国民行事のような感じで、この時期は赤や黄色のものが多く出回る。と言っても、この時点でのバナナは緑色。

以前はバナナがとてつもなく値上がりして日本のスーパーマーケットで買うほうが安いような状態だったのに、今はそれが嘘のような値段になったのだという。
そんなことを話しながらスマホの画面にバナナを映すオット。
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でもこのバナナ、茎のあたりが緑色で、実のあたりは黄色。
そんな色のバナナは初めて見たので、オットに『そういう種類のバナナですか?』と聞いてみた。
すると前日は全体が緑色だったのに、一晩でこんなに色が変わってしまったのだという。
いつもだとだんだんグラデーションになって黄色いものと緑色のものが混在する時期を経て全体が黄色になるのに、これはキッチンのいつもの場所に置いて寝て、目が覚めたらこうなっていたとのこと。

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↑多くの場合、このように黄色くなったものから食べる

慌てたオットは陽が当たらなくて室温が上がらない場所に置かないと全部が一気に熟れちゃう~!ということでバナナを避難させたところが鏡台。

オットは物持ちが良いというか溜め込み性(溜め込み症?)なので、いろいろなところにいろいろな物が置いてある。なので鏡台の台にも何かが入っていたチャック付き袋とか、サプリメント、次に使う石鹸、過去に使っていた日焼け止めローション、綿棒、うがい薬などが置いてある。オットの考えでは家の中でも室温が安定している場所に鏡台を置いて、サプリメントなどを置いておくのがベターだということなのだろう。

そこに、バナナ。

タイの住宅は油断していると室温が高くなって食料や化粧品などがヤバいことになってしまうのだけど、急速に熟れるバナナもやはり要注意。
でもバナナが熟れるスピードは個体や時期や環境によることで、素人には全然読めない。
今回のように一晩で全部が変色するものもあるし、待てど暮らせど緑色のままというものもある。
そういえば私がチェンマイに滞在していたときも、2房のバナナが一気に熟れてしまってひたすらバナナケーキを焼いたことがあったなぁ・・・。

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