チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

印象に残る人だった

東京都知事石原慎太郎氏が亡くなったということで、そういえば石原氏が都知事のときにとある競技会で賞状をいただける順位になって、それが『東京都知事賞』にあたる順位だったなぁ、ということを思い出した。
なのでいただいた賞状にも『東京都知事賞』と書いてあるし、発行者も石原慎太郎ということになっている。
なのでブログ用に(?!)その賞状を撮影しようと思ったのだけど、どこにしまったのかが思い出せず、というか思い当たる筒をいくつか開けてみたのだけど目当ての物は発掘できず、その代わりに『あ、コレも石原慎太郎氏の名前で発行されていたのね』というものが出てきた。

f:id:c-m-yorimichi:20220202164835j:plain

それは某国家検定の合格証書。
国家検定なので都道府県知事の名で合格証書を出されるわけで、そのときは東京会場で受験したので必然的に東京都知事の名が入ることになっていたのだけど、それを手にしたときは気にも止めなかったという・・・。
むしろその後の競技会で獲得できた賞が『東京都知事賞』という名称だったのでインパクトが強く、また石原氏の都知事としての業績や話題性という面でも人々の間での認知度が上がっていた頃だったので『もらった感』が大きかったというわけで。

個人的には石原氏の書籍を読んだことはないので作家というよりは政治分野の人という印象なのだけど、曽野綾子氏と共著の『死という最後の未来』とか田中角栄氏のことを書いてある『天才』は読んでみたいと思っている。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

死という最後の未来 [ 石原 慎太郎 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2022/2/2時点)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

天才 (幻冬舎文庫) [ 石原慎太郎 ]
価格:550円(税込、送料無料) (2022/2/2時点)


それと、ヨリミチには実家が都心部にあるという友人がいるのだけど、2016年開催のオリンピック招致に関連する区画整理ということで石原氏の権限でご実家の家屋の移転を余儀なくされた。友人は既に実家を出て暮らしていたのだけど、その当時はご両親とお兄さん夫妻が住まわれていて、家業のあるお宅だった。
なのでサラリーマン家庭の転居のように『住処を移せばほぼ終了』ということにはならず、転居前後にはいろいろとやらなくてはならないことがあってお父さまは自分の時間を取れずに過ごすことになり、落ち着いた頃に病院に行ったらとある病気が進行していた、という結果になってしまった。
しかも行政によって割り当てられた移転先の土地の面積は計算上ではやや過剰とのことで、敷地の一部にナゾの仕切り線があってその線の内側の三角形の部分は友人のご実家の所有分ではなくて都の土地だということ。そう言われても庭の手入れをするときにはその三角地帯を無視するわけにもいかないし・・・とうことで、ご家族は困惑していたらしい。

それが石原氏が都知事だったからそうなったのか、石原氏ではなくてもそうなったのかは何とも言えないところだけど、友人の家族がそういう不便を強いられたことは事実なわけなので、ヨリミチとしても行政の強引さに何も感じないわけはない。

東京都知事賞という名の物をいただけたのは光栄だとは思うけれど、友人の家族が大変な思いをしたのを知っているので実は心の中はずっとモヤモヤしている。

PVアクセスランキング にほんブログ村