チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

チェンマイには11月5日に大韓航空が到着予定

にわかに話題になっている11月1日からのタイへの観光客の入国。
タイ全体では新型コロナウイルス感染者数は減少傾向かと希望を持てる雰囲気はあるものの、チェンマイは増加中というか高止まりというか。
それでもチェンマイ4地域に限定の観光客無隔離入国計画は進められるようだ。
今のところ、最初の国際便の到着はソウルからで11月5日ということ。

しかし現在のチェンマイのコロナ対応病院の病床はほぼ満床で、ICU もフル稼働(?!)なのだそう。
おまけに当初は無症状や軽症者用だった隔離施設にはベッドが増設され、中等症の人もそちらを利用してもらうことになった。
日本とタイでは『軽症・中等症・重症』の基準が違うだろうからそのへんは私個人の想像や判断のしようがない。しかし ICU に関していえば、日本では『命にかかわる状態の人が入っているところ』だと思うが、タイ、少なくともチェンマイで私が見た範囲では『わりと体力もあって会話もしっかりできる人でも ICU に入っちゃうのね。気を揉んで駆け付けたのに損しちゃったわ』と本人を目の前にして冗談を言えることもある。
つまり、それだけ ICU 設定のベッドの数は多い。
それなのにそれも満床に近い状態ということは状況としてはよろしくないし、以前なら入院できた中等症といわれる感染者の一部は施設療養。

そういう状態なのに無隔離入国をすすめることに対して憤りを感じている医療従事者は少なくないらしい。

少し前までは『旅行者から新型コロナウイルスを感染させられる』と市民からアンチな意見が噴出していたけれど、今のチェンマイの状態では『旅行者が市中感染してしまう』ことのほうが懸念されるべきなのでは?と思ってしまう。

11月1日から観光客が無隔離で滞在できる地域のひとつに『ムアン』がある。
そのムアンには地元の人も観光客も多く訪れる大きな市場がいくつかあり、それが・・・

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↑このような状態で、今月確認された感染者の多くが市場に関係した人。
最初はムアンマイ市場で感染者が多発したのだけど、閉鎖や消毒で売り場を失った商売人が他の市場に出向いて商売を・・・。
身近に感染者がいたら『自分も感染しているかも』という意識を持って自主隔離するのが理想的だと思うのだけど、そこは国民性なのか個人の資質なのか、『自分は気になる症状もないし感染の判定が出ていないから他所で商売しよう』と思うのだろう。そういう人は陰性なのではなくて検査を受けていないから陽性と判定されていないだけ、なのに。

観光客がムアン地区に滞在すれば寺院や博物館だけではなく、地元の大きな市場にだって行きたくなるだろう。特に上の図の4箇所のうちのひとつ、ワロロット市場は観光客に人気のある市場だし、チェンマイへのリピーターともなれば他の3箇所にも行ってローカルな空気を楽しんだりするし。

オットが SNS で見た記事によると11月5日に到着するコリアンエアーは満席に近いようだけど、その日まであと1週間。
感染者数の移行も気になるところだけど、到着便の搭乗率が当日にどのくらいになるのかも気になるところ。

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