チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

救世主 あらわる

新型コロナウイルス騒動が始まってからオットの仕事は激減し、春からはほぼ休業状態。
春先はタイの感染者数は多めでどうなることかと思ったのだけど、ロックダウンや半鎖国のような厳しい政策の甲斐があり、タイ国内だけで見ると新規感染者もごくわずかに抑えられ、うまくいっているように見えた。
オットの仕事も先月あたりから少しではあるが光が差してきたかに見え、会社としても年末年始のスタッフの遣り繰りを調整していた矢先にミャンマーからの密帰国者のコロナ感染が立て続けに発覚した。
まず、最初の感染者がチェンマイで確認されたこと、それに続く感染者がチェンライからの入国者だったこと。運の悪いことに、オットが所属している会社は年末年始にチェンライ方面での業務もあり、たとえコロナが落ち着いてきたとしても風評があればリスクがあることと同じ。最近、タイ版の go to travel のような政府補助があるのでタイ人の観光が盛んになっていたところなのに、コロナ騒動でチェンマイ・チェンライ方面は旅行キャンセルが続出。自主的に旅行をするタイ人でさえそうなのに、チェンマイの会社が『こちらは大丈夫です』と安全宣言をすることはできない。本質的に対峙するべきものは人間ではなくて、目に見えないウイルスなのだから。なのでこの先のお客さまの来訪をすべてお断りしたとのことで、スタッフたちもスケジュールが白紙に戻ってしまった。もちろんオットも。

こんな状態でオットの年内の無収入は決定的になってしまったので、私からの送金第2弾をしなければならないのかなぁ、と思っていた。私も金銭的に潤ってはいないのだけど。それでも私は実家に居候しているので食事に困ることもないし、オットにくらべればかなり恵まれているので。

Transfer Wise、手順の記事をまだアップしていないけど、2回目の送金をして1回目と2回目を比較しながら記事にも反映させるか・・・と思っていたら、神が表れた!

昨年からタイの島しょ部に移住をしている知り合いがいて、そのご夫婦は日本に戻るのではなくタイに残る選択をしたわけだけど、この気軽に他の国に出掛けられない状況を逆手に取って、最近はタイ国内の旅行を楽しんでいる。
それでチェンマイにも立ち寄るので、1日オットをハイヤーしたいと申し出てくれたのだ。もしかしたらオットと私の経済状態を気遣ってのことと思うのだけど、これはありがたく請けさせていただき、日当もちょうだいすることに。
数年前にオットはご夫婦と会ったことがあるので初対面ではないし、当日何かトラブルがあっても今はLINEやFacebookを含めていろいろな通信手段があるので私も間に入ることができるし。

ご夫婦のリクエストとこちらからの提案を合わせて、当日はコアなチェンマイを満喫することになると思うのだけど、唯一の不安はオットの車のバッテリーが弱っていること。
これは先方にも伝えてあるのでそのへんは承知していただいているけど、頑張って持ちこたえてほしい。バッテリー・・・。

ご夫婦からのリクエストはパーショー(ผาช่อ)という場所で、古代からの地層が風雨によって削られて柱状になっている溪谷。
↓これは2年前に行ったときの画像
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車道はそれほど急ではないけど、山間部なので車が故障したら応援を呼ぶのが大変。車のバッテリーにも神が降りてきてくれますように。

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