チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットと私の洗濯事情

タイ人のオットは結構神経質で、どうも私とは洗濯のやり方が合わない。
一時は妥協点を見つけようとしたけれど、それだとお互いにストレスが溜まる日々が続くということがわかったので、一緒に住んでいても洗濯はそれぞれがそれぞれの方法ですることにした。

そもそも洗濯の頻度も、オットは大きなバスケットに洗濯物が溜まってから大量に洗いたい人で、私は洗濯物がバスケットに溜まるのがイヤなので、毎日とは言わなくてもこまめに洗いたい人。
そしてオットはタイ人らしく、洗剤をドバドバ入れて、柔軟剤もしっかり香りがつくものを使っていた。
一方の私は、洗濯物の量や水量に合わせた洗剤の量を使いたいし、柔軟剤は不要だと思っている。柔軟剤を使わなくても、脱水が終わったらすぐに洗濯物を洗濯機から取り出し、タオルや衣類の生地の縦方向に力が加わるようにパンパンと音がするくらい強めに振りさばけば繊維が立ってふんわりと乾燥するのだ。
特に私は学生時代の授業で洗剤のしくみについて勉強してしまった(たまたまカリキュラムに入っていた)ので、洗剤を一定量以上入れても洗浄力が比例するわけではない(あるところで限界がくる)ことを学習してしまったし、柔軟剤についても香りもわざわざ衣服に付けなくてもいいのではないかという考え。

だけどオットは私が洗濯物を室内でパンパンしていると『埃が落ちる』と言って嫌な顔をする。私は湿った埃がそのへんに落ちるのならすぐに拭けば問題ないと思うし、むしろそのタイミングで床掃除ができて一石二鳥だわ♪︎くらいに思っている。

しかもオットはだいたいの物を洗濯ネットに入れて洗う。入れないのはパジャマにしている3軍落ちのTシャツくらい。
私は靴下や日常着のTシャツはネットに入れず、ガシガシ洗いたい。

オットの洗濯物を干してあるところ。
ピンクのバスケットにかかっているのは全部洗濯ネット。

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ことごとく反りが合わないふたりなので、『あなたの○○(たとえばタオルとか)も一緒に洗っておくね』ということにもなりにくい。
一緒に洗ってしまったら、一人は『香りがないっ!』と言うことになるし、一人は『臭すぎてタンスにしまったら他の服にも匂いが付いちゃう!』と言うことになる。

何年か前に、洗剤要らずと言われるセラミックボールを日本から持ち込んだのだけど(たしかオットに頼まれたんじゃないかと・・・)、それでもオットは洗剤も柔軟剤もしっかり使っていた。量は減っていたようだけど。
そのセラミックボール、まだ形状は保っていたけれど洗濯機の中で壊れて中身がバラバラになったら大変なので2年くらい使ったところで撤去して、あるときから日本製のマグネシウムを使うようになった。


説明書によると洗剤を使わなくても汚れを分解し、干しているときも生乾きのイヤな臭いがしないとのこと。しかし大人だけの世帯では衣類に泥や油汚れのような激しい汚れがあることはほとんどないので、洗剤の使用・不使用の差を比較することができない。
でもマグちゃんを使うようになってから、汚れが落ちないとか臭いが残るとかの困った事態にはなっていないので、パワーは発揮してくれているようだ。

チェンマイで洗濯マグちゃんを使ってみて、洗剤を使わなくてもよいという状況に快感をおぼえたので、実家暮らしの時期に合わせて冊子付きのマグネシウムを買った。
冊子には汚れが落ちるしくみなどが書いてある。
そういう蘊蓄も知って損にはならないし、排水が環境破壊につながらないというのも気に入っている。

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チェンマイではカラフルなテトラ型、実家ではシンプルなホワイトを使うことになり、そのへんも気に入っている。(オットはカラフルなものを好み、私はシンプルなものが好みなので。)


それに味をしめて(?)マグネシウムだけの品物も買ってしまった。
マグネシウム粒を入れる袋は百均で見つけた洗濯ネットを分解して作ろうと思っている。
それはまだ形になっていないので、完成したら記事にするかも。

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