チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

今月の気がかり

ヨリミチは日々ラジオを聞きながら過ごしているのだけど、今月はあるパーソナリティーが体調不良のためにお休み。
大事をとって早い時期から『1ヵ月お休みします』と宣言し、代打を立てている。
なので来月には復帰されると思うのだけど、心配ではある。
でもまたテンポの良い、中身の濃い話を聞きたいので無理せずしっかり回復されてから戻ってきてほしい。

それで思いが至ったのは、その人よりも少し年上の世代で、コロナ禍に鬼籍に入られた方々のこと。

もちろんお会いしたことなどなく、活字を読むのが楽しみだったのだけど、それも叶わなくなってしまった。

画像の左、ロバート・H・スガさんはチェンマイで発行されていた日本語フリーペーパーに毎号コーナーを持たれていて、ご自分の日常のこととかタイ語のこと、タイの生活習慣とか、本当にいろいろなことについて面白おかしく、ときにはチクリとした表現でいろいろな事を伝えてくれて、いつも記事が楽しみだった。

画像の右、小塩節さんはNHKの語学講座の講師だった時期があり、たまたまそのテレビを見たところすっかりトークに引き込まれてしまった。それで本を買って読んだりしたのだけど、やはり文体も軽やかでサクサク読み進められるというか、本を読んでいるのに小塩先生の声が聞こえてくるような感じだった。

それから画像はないのだけど、産経新聞にコラムを寄せていた坂本鉄男さん。ヨリミチ実家は『サンケイ新聞』のときから産経新聞を購読しているのだけど、朝刊には世界各地の特派員が寄稿するコーナーがあった。その中の『イタリア通信』というのが坂本鉄男さんが担当で、ずいぶん長いこと続けられていた。ヨリミチが坂本鉄男さんにハマった当時はインターネットなどなく、坂本さんが一体どういう人なのか全然わからなかったのだけど、自分が思っているよりもかなり年上の人のようだということを薄々感じるようになった。

そんなときに仕事で偶然産経新聞ローマ支局の方とお会いする機会があって、斯々然々で坂本鉄男さんのコラムが大好きなんです!とお伝えしたところ、坂本さんは新聞社の人ではなくて現地に在住、就労をしている人だということなどを教えて下さり、どうりで内容が深いわけだわ、と思った。

この数年で大好きだった方々が相次いであちらの世界に行ってしまったわけだけど、仕方ないとはいえ、やっぱり残念。

 

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