チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

珍しくショックを引きずる

年の瀬も迫り、喪中ハガキが何通か届いた。
その中に高校の同級生Aからの物もあり、同じハガキを受け取った友人Bと一緒に昨日はAの実家を訪れた。

友人Aの実家には10代から20代のときに大勢で何度もおじゃましたことがあり、それがAの部屋に友達が集まるのではなくて毎回家庭の居間を提供してくれたのでそこのご家族ともすっかり顔見知りになってしまい、誰それが結婚するだとか子どもが生まれるだとか、そんな話題も共有するようになった。
Aの結婚式にも顔馴染みのメンバーが揃い、とても良い披露宴だったのだけど、結婚によってAは実家を出たので我々友人は必然的にAの実家に集まることはなくなった。

そして約20年後の今年、Aのお父さんが亡くなったということで喪中ハガキを受け取った友人Bとヨリミチはお悔やみに伺うことにした。
Aは不在だったけれど。
でもそんなことはお構い無し。BとヨリミチはAのお母さんに会うのが目的なのだから。
お母さんはそれはそれは喜んでくれて、会う事情が事情なだけにしんみりする場面もあったけれど、女性3人ということで姦しいことといったら。
Aは昔から気遣いができ親孝行な人なので非の打ち所がほぼないのだけど、お兄さんと2人兄弟なので、4姉妹の中で育ったお母さんは『女性のテンポで会話をする』ということがとても楽しいようで、若い頃からAの女友達を自分の友達や娘のように接してくれた。
なので『友達のお母さん』ではあるのだけど我々にはそれ以上の存在で、だから今回友人Bとヨリミチは『Aはいないけどおばさんに会いに行こう!』ということになった。

そして昔の話や今までの話や、ありとあらゆる話をして、まだまだ話し足りない気分ではあったのだけど日が暮れてきたので失礼することにした。

ひとまずAのお母さんは一応は元気だったし、懐かしい話などもして3人各々もパワーチャージできたような気がするし『明日からまた頑張ろう!』という前向きな気分に(少なくともヨリミチは)なれたのでちょっと余韻に浸っていたら・・・

夜のニュースで知った錣山親方の訃報。
相撲好きなヨリミチには非常にショックが大きくて、ブログもいくつか下書きがあったのだけどそれらに手を付けることもできないくらい思考がフリーズした状態でその日を終えた。
そして今日も頭の中は錣山親方のことばかり。
実はヨリミチ、相撲中継を見るためにチェンマイNHK を見られる回線を契約しようかと思っている。NHK を見られればニュースだとか他の番組を見られるのだけど、いちばんの目的は相撲。
取り組みを見るのも好きだけれど、観客や審判や付き人などの人間観察をしたり、化粧まわしの柄を見たり、画面に映るいろいろな物が気になるので飽きないというか。
錣山親方が現役の関取寺尾だったときは結果にも注目していたし、今は門下生の阿炎関の勝敗が気になる。
寺尾関が引退した翌年、当時の職場でたまたま錣山親方の物を扱うことになり、ヨリミチが相撲好きだと知っている周囲の人たちはその仕事をヨリミチに担当させてくれた。

(↓当時の資料)

なので親方に直接会ったことはないのだけど勝手に親近感を持ち、その後の活躍も期待していたのに・・・。
60歳というのはあまりにも若すぎる。
残念すぎて、またまだ引きずりそう。

PVアクセスランキング にほんブログ村