チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

お姉さんの家に DUCK が来た

先日オットと話していたら、『(2番目の)お姉さんはアヒルを飼い始めました』と言われた。
お姉さんは動物が好きだし川魚の幼魚を飼う(養殖する)池を2~3年前に作ったので、その池で飼うためにアヒルを買った(若しくはどこかから貰った)のかと思った。
が、実際はそうではなかった。

オットの話によると、ある日お姉さんの家の前にメスのアヒルがいて(っていうか、見ただけで即座にメスと解るお姉さんはスゴい)、そのときはどこかから迷い込んだアヒルだと思ったとのこと。それで近所の人にアヒルがいなくなって困っている人はいないかと聞いてみたりしたのだけど、誰もそういう人を知らないとのことだった。
近所の人と言ってもお姉さんの家は隣接した住宅はなく、いちばん近いところは小川を渡った向こう側で、お互いの家は川に面しているわけではないので距離もそれなりにある。そこの家では鳥は飼っていない。その次に近い民家は200メートルくらいは離れていると思うのだけど、それでもアヒルを飼っている家はない。
なのでどこかの家から逃げ出したアヒルがそこにいたということでもないらしく、そうなると考えられるのはアヒルを運搬している車から逃げ出したとか落っこちたとかいうことになると思うのだけど、お姉さんの家はそういう道路からかなり離れた位置にあり、アヒルが家まで自力で来ることは考えにくい。それにそこに来るまでに何軒かの家はあるのでそこで捕らえられるとか目撃されることがあっても良さそうなものなのに、誰も何も知らないらしく。
そしてなぜかお姉さんの家の前に何日も居すわり、夜になると家に向かって鳴くのだそうで。

そうなるとお姉さんはアヒルを放っておけなくなり、エサを与えたり息子に簡易的な屋根(小屋?)を作るように命じたり。
そんなわけでアヒルはお姉さんの家族の一員になったのだけど、それでも何かを探しているようで、夜な夜な鳴くのだそう。
で、お姉さんはアヒルに詳しい人に聞いてみたら、パートナー(アヒル)を探しているはずなので、オスのアヒルがいれば落ち着くと思いますとアドバイスされた。

なのでお姉さんは土曜日の市場に行って200バーツのアヒルを買った。

そのアヒルを池に放つと、専門家のアドバイスどおりで状況は落ち着いたとのこと。

で、こんなふうに自由に暮らさせているので卵を産む場所がアヒルの気分次第となり、しかも産んでいるのかいないのかも確認できないのだけど、見付けた卵はありがたくいただいているそうで。

ヒルに200バーツの出費はしたけれど、コロナ禍で卵の値段も上がったのでそろそろ回収できているかもしれない。

で、オットはアヒルと言っていたのだけど、日本でアイガモと言っている種類のアヒルなのかな、と思う。

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