チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

いろいろ切れてた

タイで調理用のガスといえばプロパンガスなのだけど、オットの家のはこんな感じ。

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オットによるとボンベは15キロのサイズということ。
2番目のお姉さんの家は4人家族だし、わりと自炊をする家なので、これより大きなサイズのボンベを置いてある。しかも器用な旦那さまが室内でガスを使えるように家を改装したので外に出なくても調理ができる。

オットの家はガス台があるのは外。

それで、ある日は遅めの昼食をとるために、オットは炊飯器でごはんを炊き、野菜などを冷蔵庫から出して机に並べた。そしてできたての卵焼きを食べたいオットは室内で卵を割って溶いてからガス台へと移動。
フライパンはコンロに伏せて置いてあるのでそれを使える状態にしてガスを点け、油をしいて卵液を投入。

すると

ガスの勢いがアヤシクなり・・・・

ボンベのガスが終了~。

卵はまだユルユル。

電気で使える鍋はあるけれど、オットはそれを箱から出すのが面倒くさいといってガスボンベを交換することにした。 (そっちのほうが面倒くさくないか?)

私はその地域のガスのシステムをわかっていないのだけど、ざっくり言うとガス屋に連絡をすれば新しいボンベを届けてくれる。以前はオットの兄がその仕事に就いていたのだけど、4年前に亡くなってしまったし、お兄さんに交換してもらったのはそれよりも更に前。
お兄さんが働いていたガス屋は家から車で10分くらいの場所なので、今回オットはそこにボンベを持って行ったのかと思ったら、地区内の徒歩5分くらいのところの雑貨屋がガスも扱っているとのこと。徒歩5分の距離といってもボンベを持って行くわけだし、大きな通りを渡らなくてはならないので車で行くのだけど。
ボンベを持ち込むとそれに充填してくれるのか、オットが用件を伝えたら『はい、360バーツですね』と言われた。しかしお店の人がボンベを見て、『このボンベは期限切れなのでもう使えません』と言った。

実は私はガスにも使用期限があるのではないかと薄々思っていたのだけと、オットが何も言わないのでずっと確認しないで使っていた。
そしてお店の人の指摘を受けてオットが見てみたら、『2560年(←タイで日常的に使われている仏歴)まで』と書いてあったとのこと。ちなみに今は2564年。
はたして2560年の何月が期限なのかは聞かなかったけど、仮に12月が期限だったとしても、4年近く期限切れの状態で使っていたことになる。よく爆発しなかったものだと・・・。爆発とまではならなくても、ボンベの劣化でガスが漏れるとか、事故が起こらなくてよかった・・・。

ガスが切れただけではなくて、ボンベも期限切れだったわけで、お店の人にはボンベの交換となると1500バーツくらいかかると言われたそうなのだけど、最初に『ガスがなくなっちゃって~』と話したときには360バーツと言われたので、やはりボンベに書いてある期限を過ぎるか過ぎないかで何かが違うらしい。
この雑貨屋から車で2分くらいのところに(おもに車の燃料に使う)ガススタンドがあるのでオットはそこにも問い合わせたらやはり1500バーツくらいの値段を言われたそうで、それを見ていたお店の人は『じゃあ、ボンベ代は200バーツでいいです』と言って、ガス代と合わせて560バーツの支払いで済んだとのこと。
そんなわけでオットは新しいガスボンベ(ガス入り)を560バーツで手に入れたのだけど、何がどうなったらボンベのことが200バーツになってしまうのか、日本人の私にはわからない。

かくしてオットは2568年が期限のボンベを持って帰り、卵焼きの続きに取り掛かった。


オットが言うことには、雑貨屋に行ったときに財布には560バーツしか入っておらず、『ぴったりだった!』とのこと。というか、1000バーツ超えの金額のままだったら払えなかったと。(そうなったらツケにするのだろうけど。)
財布にぴったりの金額になったのはオットの好きな言葉『神様のおかげ』。

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そして最近、実家の私の部屋の照明のリモコンの利きが悪いなぁ、なんて思っていたら、電池が期限切れだったー。しかも5年以上。

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オットのことを笑えない・・・。
なので乾電池を買ってきた。
古い電池、液漏れしていなくてよかった~。

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