チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

โอชิน(オーシン)のパンを義兄に届けると

先日の投稿のとおり、オットは โอชินのパンを4個買うことにしてお店へ。
2番目のお姉さんの旦那(= 義兄)が誕生日だったので、その家族3人と、養殖池にかかる費用の面倒を見てくれている義兄のお兄さんにもひとつ。
養殖池のことはオットには関係ないと思うのだけど、なぜかオットはお兄さんも人数にカウントしていた。自分の姉が経済的にお世話になっているという負い目とか感謝の気持ちがあるのかな・・・。
↓(義兄へのプレゼントにすることを決めた話)
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/06/27/232118

パン屋の棚にはあの四角いパンは4個並んでいて、買い占めるかたちになってしまったのだけど、オットが欲しかった数とたまたま同じだったのでそれはそれで仕方ない。


そして2番目のお姉さんの家に向かった。

渡す物があるのなら予めお姉さんか旦那に言ってから出掛けているのだろうと思ったら、なんとオットは先方には何も言わずに向かったとのこと。
着いたら家には犬しかおらず・・・

この犬はヨリミチのことは覚えているようで、行くたびに撫でたり遊んだりしているのだけど、

オットはいつも『僕のことを覚えているのかなぁ』と弱気なことを言っている。
でもこの日は入り口まで行っても吠えられることもなく、むしろ歓迎してくれているみたいだ、なんてオットは言うので、『それはあなたが美味しそうな物を持って表れたからです』と言ってみた。
そりゃ犬だもの。ソーセージの匂いがするパンを4個も持っていれば歓迎されるでしょう。

でもパンを犬に預けるわけにはいかないのでオットはお姉さんに電話をしたら、お姉さんと旦那はオットが立ち寄ったパン屋の近くにいることが判明。そこでの用事がまだ時間がかかりそうだというのでオットはその場所に向かった。

で、そこで2人にパンを渡して暫くお喋りをして帰ってきたとのこと。


後日。
あの4個のパンは誕生日の本人が2個、お姉さんと息子が1個ずつという割り当てになったと報告された。
なんとなく、そうなるのではないかと思っていたけど・・・。
そこの息子はちょっと気難しい人で味の好みに偏りがある人なのだけど、そんな人があのパンを気に入ってくれて母親であるお姉さんもご機嫌だったのだとか。
オットもそれを喜んでいた。

実は私も過去にメロンパンを作ってお裾分けをしたときに息子さんが『このパンおいしい!』と言っていたそうで、それはお姉さんが家に来たときに渡したものなので私は息子さんの声を直接聞いたわけではないのだけど、私としては『あの息子さんからそんな言葉をもらえるとは!』という驚きがあった。
美味しいとか不味いというのは個人の好みの問題もあるのでたった1人の『美味しい』が全ての人の『美味しい』にはならないけれど、それでもオットと私にはお姉さんの息子さんの反応が贈り物が成功だったのかどうかのバロメーターになっている。

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