チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

今日のオットの昼食

昨日の記事はオットの昼食ネタで、35バーツのカオマンガイがどうのこうのと書いたばかり。
そして今日、オットからこんな画像が届いた。

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昨日はオットと電話で話して、昨年あたりからチェンマイでもクロワッサンが静かなブームになっていて、コロナ禍のおかげで宿泊客が大幅減の高級ホテルがショッピングモールなどにクロワッサンなどのパンを販売するためのブースを出したりしているのだけど、そのクロワッサンを買うか買わないかという話題になった。

まず、タイでは小麦粉は安くない。
そして乳製品は高い。
なのでパンというものは必然的に高級食品ということになるのだけど、特にクロワッサンなどのようにバターをたくさん使うものは作業時の室温が低くなければならないのでタイではエアコンが必須。
そういう事情で単価が高くなるのは理解できるのだけど、高級ベーカリーではなぜか示し合わせたようにクロワッサンは70バーツが最低価格なのだ。クリームやナッツ、砂糖などのアレンジがあると80バーツとか90バーツになる。

そういうクロワッサンを買うかどうか・・・。

コロナ禍前に、ホテルベーカリーではないのだけど、チェンマイでは高級の部類に入るベーカリーがあって、そこのパンを2度ほど買ったことがある。私はデニッシュとかカヌレ、オットはクロワッサン。
まあ、美味しいことは美味しいのだけど、私は値段との釣り合いが取れていないような気がして『誰かとのお付き合いで買うことはあっても、自分からすすんで買いに来ることはないかな』と思った。
オットもクロワッサンをおいしいおいしいと言って食べていたけれど、胃袋を満たすにはそのクロワッサンだと5個とか8個食べないといけない。つまり350~560バーツ。1回の食事がクロワッサンだけということはまずないけど、金額を考えるとそういうことになる。

私はクロワッサンなら自分で作れるし、材料のコストもだいたいわかるので、やっぱり70バーツのクロワッサンを買う気にはなれない。
だけどタイ人は自炊すらしない(というか調理をできない)人が珍しくないのでお金に余裕のある人は70バーツのクロワッサンの虜になってしまうのだろう。

既存の中堅ベーカリーにもクロワッサンはあるにはあるが、そういうところはコストを抑えるために油脂をバター以外のものも使っているようで、やはり味はそれなり。サクサク感も控えめ。でも以前はそれをおいしいおいしいと言って食べていたタイ人は多いのだけど、この先どうなるか。

オットは70バーツの味を過去に知ってしまったのでまた買いたいようだったけれど、その話をした日の昼食は35バーツ。あまりにも分かりやすい数字なので、なんとなく思い留まった感があった。


そして今日のサンドイッチの画像。
なんだか高級ベーカリーのような・・・。
まさか、ヤケ買い?!
と思ったのだけど、隣にはいつもの青汁。


事情が飲み込めずにいたら、更なるメッセージが届いた。

実は昨日のジョギングのときに、その近所に住んでいる男の子のお母さんが『いつも息子の相手をしてくれてありがとうございます』ということで、お手製のサンドイッチをくださったとのこと。
オットからこの男の子のことは少し前に聞いていて、オットが簡単な日本語を教えてあげているのだとか。

それで今日はオットに動画を送ってくれた。

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(『〇〇おじちゃん、サンドイッチおいしいですか?』と聞いている)

もう、こんなにかわいい子に『おいしいですか?』なんて言われたら、どんなものでも『おいしかったですよ』と答えたくなってしまう。
いや、あのサンドイッチはきっと本当に美味しかったことだろう。

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具だくさんでボリュームたっぷり。
それにラッピングペーパーやボックスだって、それなりのお金がかかっているはず。

今度チェンマイに行くときには何かお土産を用意しなくては。

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