チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オット、4.5回目のアレ

用事があって午前中にオットに電話をして、用件が終わったので通話修了、と思ったら、オットが『ところで、ヨリミチさんに相談があります』と言った。

相談って、私が話したことに関する疑問や質問のこと?と思ったのだけど、オットの『相談』は本当に別件の相談だった。
オットが言うには昨日だか今日だか国立病院から電話がかかってきて、『新型コロナウイルスワクチンのブースター接種を受けることができます』と言われたそうで、種類はモデルナ。
タイ人は国民全員がIDカードを持っていて、国にあらゆる個人データを掌握されている。
今回は職業と通院歴を判断材料として人を選び、連絡されたらしい。

その電話によると、今月後半にモデルナの接種をする会場を設置するので希望者は登録して下さい、ということで、受け付け可能人数はわからないのだけど設定日は4回ある。ただ、第3回や第4回はワクチンの在庫がある保証はないということ。

それでオットと私が考えた最適日は第3回のところ。でもそこだと在庫がないかもしれない。
第2回の日は午後にオットは整形外科(?)の通院があって、多分そこで首や腕のストレッチをするとか、少なくとも狭窄部分の診察はある。
なので直前に筋肉注射を打つっていうのは・・・私だったら避ける。
だけどオットは1度の外出で複数の用事を済ませたいのだとか。
注射も通院もオットがすることなので最終的にはオットに任せるけれど、私だったら・・・やっぱり別の日にする。

けど、オットは同日にしたい様子なので、『それならワクチンは右腕にしたら?』と提案してみた。(整形外科に用事があるのは左腕。)
話はそこで落ち着きそうだったのだけど、オットが『右腕も左腕も痛くなったら運転できない・・・』と言い出した。
それもそうだろうけど、左腕に筋肉注射をした直後に整形外科でそちらの腕を診察というのも正しい診察ができるのかという疑問が。

そんなわけで結論が出なかったのだけど、それぞれで考えようということで一旦電話を切った。

そして午後。
オットから電話がかかってきた。
てっきりワクチンの予約のことだと思っていたら全然違う話。
それでオットは電話を切ろうとしたので『ワクチンはどうなったの?』と慌てて聞いたら、もう病院に電話をしたとのこと。

そうしたら、またこれが日本の常識とは違うところで、予約はできないので当日直接来て下さい、という話だったということ。
午前中の電話では『予約を受け付けます』っていうことじゃなかったの?
と言いたかったのだけど、タイでのことは杓子定規では測れない。『そのとき』が全てなので、『前はこうだったのに』は通用しない。

オットが言う『予約できない理由』というのは、ワクチンアプリの接種回数欄が『4回目』までしかないので5回目は事前登録ができないから、という。
理由になっているような、なっていないような。

オットは『当日直接行くんだって』と言うので、それならその日に電話で(接種可能かどうかの)確認はできないの?と聞いたのだけど、オットはできないと言うし・・・。
結局、急いで予約しなくて済んだということにはなるのだけど、その設定日に行くかもしれないし、行かないかもしれないし・・・。

それで、タイトルの『4.5回目』は『しごかいめ』ではなく『よんてんごかいめ』。
それは・・・
オットはシノバックを2回、治験でアストラゼネカ半量を1回、つまり0.5回分、そして正規の3回目はファイザー1回を接種しているので、次に打つことがあれば4.5回分目のワクチンが体内に入るということなのだ。

オットのワクチン接種証明は昨年末の時点で3回分が登録されていたのだけど、その後0.5回分のデータも登録されて『4回』という認識になって欄が足りないということなのかな。

さて、4.5回目は打てるのだろうか。
のんびりしていて第3回の日に行ったとしても在庫があるのだろうか・・・。
いろいろと不確定要素が多すぎて当日まで何がどうなるのかがわからない。

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