チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットにも喪中ハガキが届いた

オットの友達(日本人)で、誕生日や年始の挨拶を欠かさない律儀な人がいる。
以前は2年に1度くらいのペースで会っていたのだけど、コロナ禍となる少し前からご友人の仕事やご家族の都合などでチェンマイを訪れる機会を作れず、そのままコロナ禍に突入。なのでもう4年くらい会っていないのだけど、オットのもとに喪中ハガキが届いた。
その人のお母さまが亡くなられたということで。

オットは喪中ハガキという物の存在を知らなかったのだけど、それを目にしたときになんとなくそのハガキの意味がわかり、私に LINE で相談してきた。


このハガキの返事はどうしたらいいですか?
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なのでそのハガキの意味と返事の例文を LINE で返信した。
でも万が一先方に失礼があってはいけないので私はオットに電話をして、喪中ハガキを送る日本の習慣などを説明した。
それで『このハガキを出した人は家族や親戚が亡くなったから、お正月に「おめでとう」の挨拶をしてはいけません』ということを言ったら、『来年だけですか?それとも再来年とかその次もダメなの?』と聞かれてしまった。
そういう返事が来るとは思っていなかったので新鮮な驚き。
たしかに次の新年だけなのか、それ以降も禁止なのかという発想ができなくもないけれど、『それ以降も』だったらなんか暗~い世の中になりそう。

オットは日本の文化や風習を深く知りたい人なので喪中ハガキを見た時点でそこそこ正確な想像をできたけれど、いつだったか新聞の投書欄で読んだのは『日本で生活している外国人妻が、こどもの学校で必要だった写真代か何かをきれいな封筒に入れてこどもの登校時に持たせたら、その封筒は香典袋だった』という記事。
日本人だったら誰に説明されるでもなくそれは不祝儀袋だということはわかるものだけど、外国人の目で見れば『クールな色使いの飾りがあって、しかもきれいな花まで描かれている袋』というわけ。

最近の喪中ハガキはソフトな印象の物もあるから日本人でも一目で判断できないケースもあるかもしれない。
特に高齢となり認知機能が覚束なくなってくると『これは何?』ということにもなるかも。
気を付けねば。

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