たびたびあることなのだけど、それはチェンマイの街の様子を知りたいということで、過去に会ったことのある人からオットに日本語のメールが送られること。
コロナ禍以前もチェンマイに旅行をする予定なので〇〇について教えて下さい、とか、〇月〇日に到着するので空港からホテルまで送ってくれませんか、とか、いろいろな人からいろいろなメールがあった。
今回受け取ったメールは、まだ旅行を決めたわけではないのだけど情報がほしいというもの。
しかし
名前がない。
オットの様子では、LINE で連絡があったのではなくて e-mail のようなので、もしかしたら送信者のところに氏名が出る設定になっているとか文末に署名設定があるかもしれないが、オットからのコメントでは誰だかわからないとのこと。
でも本文内にある住所と過去に宿泊した場所から想像すると、私には思い当たる人がいる。
しかもそれだけではなく、『冊子やパンフレット類を郵送しれくれ』という図々しさ加減が私に『あの人では?』と思わせたのだ。
文面にある『ちゃお』というのは月に2回発行されている日本語の無料情報紙で、チェンマイ在住の日本人やリピーター観光客が毎号楽しみにしているもの。観光ポイントやレストランの紹介だけではなく、生活情報やコラムなどもあるお役立ち情報紙。
↓手元にあるバックナンバー
私は気安く『書類を送ってくれ』と言ってくるところに非常識さを感じたし、そのわりには自分の氏名を明らかにしていないし、外国人(オット = タイ人)に頼むわりには漢字だけの住所で、振り仮名もなければローマ字もない。
それでタイから郵送しろって、どういうこと?!と思ってしまった。
その人だってわかるだろうに、オットは見た目で金持ちの雰囲気がある人ではない。
タイの庶民なのだ。
そういう人に国際郵便を送れなどという発言は、無遠慮どころか自分の立場を勘違いしているようにも思える。
たとえばバースデーカードとかグリーティングカードのようなものなら『送ってね』と言う気持ちもわかるし、送料もそれほどのものではないので許容範囲ではある。なのに書類をまとめて送ってくれだなんて、ちょっとどうなの?!って感じ。
そんなことにイライラが止まらない私に、オットは『どういう返事をしたら良いかな?』と言う。
幸いなことに(?!) Chao は休刊中なので今はチェンマイでも入手不可能。バックナンバーならどこかにあるかもしれないけれど、それだと情報が2年以上前のものになるのでその人が求めているものではないだろう。 なのでヨリミチ的判断では、その人に送るものはない。
そんなわけで、オットには『Chao は2年前から休みです』というふうなことを伝えてもらうことにして、『ところでお名前がありませんでしたが、〇〇さんですか?』ということも加えてもらうことにした。
さて、オットからのそういう返信に、〇〇さんはどういう反応をするのだろうか。