チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

2021年を振り返る

昨年も振り返りの記事を投稿したと思う。
そのときも『私は反省体質ではない』と書いたのだけど、今年もやはり振り返るからといって反省をするわけではない。

何か画像がほしいなと思って部屋を見回したけれど、今年の干支の牛グッズとか適当な物がないので、振り返る話なので・・・
カエル!
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今年は1年がまるごとコロナ禍だったわけで、なるべく家から出ないことを心がける1年だった。
幸いにも私の仕事はほぼ自宅で済ませられるので不便を感じなかったし、私はアルコールを飲まない人なので『飲みに行けないストレス』というのもなかった。
そして自分はインドア派かアウトドア派かと問われれば案外どちらも楽しめている人なので『こっち』と決められないし、性格が内向的か外向的かを考えてみてもどちらの要素も持ち合わせているのでやはり『どちらとも言えない』のではなくて『どっちも有り』。なので外出自粛生活で友達と会えないことはストレスにはならなかった。これは実家で一応健康な両親と暮らしているから言えることなのかもしれず、仮に私が独居だったら『人と会いたい欲求』というのはあったかもしれない。事実として久々に友人と会ったときはとても満たされた気分になったわけだし。

まあ、こんな世の中なので実生活での新たな出会いというのはなかったし(ブログの世界ではフォローしたりされたり、コメントしたりされたりという新たな交流があったので感謝!)、コロナ禍によって疎遠になったとは言えないまでも、それまでは気軽に会っていた人とも会わずにいたり、ストレスではないけれど物足りないな、という感覚はある。
そんな日常を送っていたところにとても久し振りに連絡をくれた友達がいて、どのくらい久し振りなのかというと、最後に会ったときに彼女のお腹にいたお子さんが現在就職活動中というくらい。
途中、何度か電話で話すことはあったものの会うまでには至らず、という子育て世代の女性にありがちなパターンだったので、あるときプッツリと関係が途切れてしまうのではなくてなんとなく自然消滅のような感じだった。もしかしたらそれが再会(再開?!)のハードルが低かった理由かもしれない。
だけど今年の秋に突然電話があったときには『一体どういうことなんだろう?何かの勧誘?』と身構えるところが多少はあって、恐る恐る会話をしていたのだけど、実はきちんと(?)用事があっての電話だった。
その後何度か会うことになり、本来の用事の話の他に過去に会っていた頃の思い出話とか、そこから続く今までの話、更に『コロナが収束したら~』というふうに今後の話までできたのは嬉しいことだった。
彼女との再会は数少ない今年のとても嬉しかったことのうちのひとつ。

それに関連して、LINE でやり取りを続けている友人に『とても久し振りの人からの連絡を「もしや、勧誘?」って勘繰ってしまったのだけど全然そうではなくて、結局今までの人生でまだそういう目に遭ったことがないわ』と言ったらその人もそんな感じの人生なのだそうで、やっぱり類は友を呼ぶものなのだなぁ、と思ってしまった。
私が親しくしている友達からは宗教やらいろいろなことの勧誘に困らされたことがあるというのをほとんど聞いたことがない。
きっと私を含めたこういうタイプの人間は勧誘の標的になりにくいのだろう。
一方、私の母や妹はそういう連絡が来やすいタイプ(?)のようで、2人とも気の弱いタイプというよりはむしろその逆なのだけど、そういう人の何が勧誘者を引き寄せるのか私にはわからない。


それともうひとつ、交友関係で大きな出来事が。
それは昨日の深夜に発覚した。
今年も残すところ1日となった頃、Facebook に新しいメッセージが届いた。
それによると以前の職場の先輩が亡くなったということ。
正確にいうと亡くなったのは1年以上前のことなのだけど、最近納骨を済ませました、という報告だった。
昨年の先輩の誕生日あたりからフェイスブックの個人ページに投稿されるご友人のコメントでなんとなく察しはついていたのだけど、やっぱり・・・という感じだった。
その先輩とは何年か前にフェイスブックで繋がって、たびたびお互いの投稿にコメントを入れたりしていたのだけど、あるときから音信不通になり。
先輩の居住地がベルギーだったので私には現地に共通の知り合いもいないし、いちばん近いところでは隣国オランダにいる共通の友人なら事情を知っている可能性が高いと思い、年が明けたらその人に聞いてみようかな、と思っていた。
結局その前に本人のごきょうだい(と思われる人)から連絡があり、昨年からの事の流れを知ることとなった。
私も1年以上悶々としていたところがあるのでそういう意味では真実がわかってすっきりした。
寂しいことではあるけど、実家から行ける距離のところにお参りできる場所があるのでコロナの様子を見ながらこっそり行ってこようと思う。
手土産(?)は、いつか先輩と話題にした抹茶チョコレート。お供えはできないようなので、私の胃袋に納めますが。

年の瀬に残念な知らせが届いたのは重いことだけれど、悩みがひとつ解消したと思って新年を迎えたい。

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