ウェブ登録が必要になってからチェンマイのオットに2度目の荷物発送をした。
郵便局に行く前にたまたま撮影した雑な画像がコレ。
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前回は今年の夏。
そのときはアメリカ宛ての荷物だけが登録が必要なのかと思って家では荷物を箱詰めしただけで、郵便局で紙の送り状を書くつもりで出掛けた。
郵便局で暢気に『EMS の送り状をくださーい』と言ったら宛先がどこであれ、EMS の場合はパソコンかスマホでいろいろな情報を登録しないといけないと言われ、時間に追われながら窓口で登録した。
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2021/07/03/155327
そのときは慌てながら国際郵便マイページサービスに自分の情報を登録するところから始めて、ひたすら『必須』というマークがあるところに入力した。それである意味奇跡的に発送できたので、何かを疑問に思ったり観察したりする余裕がなかった。
詳細が記憶になくても前回の発送は完了しているので今回もどうにかなるだろうと思い、今回は家でスマホを使って郵便局のホームページに入り、パソコン版の画面を開いて発送のための詳細を入力することにした。
すると、まず自分の情報のところで躓いた。
私、立派な個人なのに法人会員として登録されてる。
それで法人登録から個人登録に変更しようと思って『お客さま情報確認』という画面を開いたのだけど、法人→個人という変更はできないらしい。
でも前回使った仕様の画面にアクセスしているはずなので、法人会員登録のままで入力を進めることにした。
すると、送り主は個人名と会社名の入力が必須となっていて、仕方がないので『YORIMICHI(個人名)』と『yorimichi(会社名)』のように入力した。印刷されるときには小文字の部分が振り仮名のように見えればいいや、と思って。
そして宛先の画面に行くと、そこでも個人名と会社名が必須。
これも仕方がないのでアルファベットの大文字で個人名、小文字で会社名として入力。
まるでオットが会社経営者のようになってしまった。きっと私自身が法人会員登録になっているのが原因なのだろうし、直し方がわからないのでこのまま進めることにした。この時点ではとにかく自力で必要書類をプリントすることが先決だと思ったので。
送り主と受取人の登録が済んだら内容物の登録。
ここでもひとつ疑問に思ったことがあった。
購入特典として入手した品物について、品名・金額・個数を入力したのだけど、金額を『0』にすると登録できないのだ。ここは便宜上100円とした。
金額と個数を入れると合計は自動計算されるので、そこはラクだった。
それで法人会員登録が理由だと思うのだけど、物品の輸出入に関する何やらを入力する画面が出てくる。が、『必須入力』のマークがないので空欄で進む。
必須項目の入力が終わると確認画面を経て印刷のコマンド。
私の場合は自宅(実家)の Wi-Fi でスマホからプリンターにデータを送って印刷。
昨年から年賀状製作をスマホでするようになり、そのときにプリンターに自分のスマホを登録しておいた。それがなければ今回はここの段階でも躓いたはず。
印刷物は8枚。
名前のところは予想どおり大文字の欄の下に小文字の欄があり、振り仮名っぽく見えなくはない。
これと荷物を持って郵便局に向かった。
郵便局ではまず荷物の重さを量ってもらうことにしている。もしも自分で思っている以上の重さがあったら郵便料金が変わるかもしれないので。
今回の重さは自分で思っていた範囲内だったので、印刷してきたものを8枚全部窓口に出した。
そして発送人も受取人も法人登録になっていることを伝え、内容物と記入内容の確認など。
窓口の郵便局員も『法人会員登録のナゾ』については解決方法がわからないとのことで、日本郵便のどこかの部署に電話をして問い合わせてくれることになった。
それと、便宜上100円にした品物について。
これは発送人がいくらの支払いをして品物を入手したかではなく、物品としての価値がいくらに相当するかという評価で金額を入力するというルールらしい。でも手書きの送り状を使っていたときは『FREE』とか『0円』と書いていても何も言われなかったけどなぁ。
その局員さんが言うには、現状で『0円』と判定されるものは手作りの物品くらいだとのことだけれど、それだって価値でいえば結構な金額に価するのではないかと・・・思ったけど、心に留めておいた。
そんなこんなしていたら、法人会員登録をどうしたらよいかという回答があり、結局はそのままで良いとのこと。
特に発送先の国ではそれは何の意味もなく、ただ日本郵便の中で何かを仕分けるためのシステムのよう。私が情報変更をしようとして見た画面では、発送物の中の品数が多いか少ないかくらいの違いで、個人でも極端に品数が多い荷物を送る人は必然的に『法人』を選ぶことになるよう。
そしてカウンターの向こうの会話が漏れ聞こえてきたのだけど、70%以上の個人客は『法人』として登録されているらしい。
そんなんでいいのか・・・
というわけで、家で印刷したものは修正箇所はなく、荷物は無事に発送されることとなった。
今回の荷物は中身だけだとバーツ換算で1200バーツくらい。
送料は4800円。
受け取るときの関税は、一説によると1500バーツを越えるか越えないかで決まってくると何かで読んだことがあるのだけど、それは送料も含めるとか含めないとか、このへんがはっきりしない。
でも今まで送った荷物では、送料を加算した金額で判断されたとは思いにくい。
オットの友人が服とかバッグを送ったときは高級品ではなかったけれど課税された。
オットが言うには服飾品は課税対象になりやすく、食品は一般的なものなら大丈夫だろう、とのこと。
結局、課税されるときは税関職員が梱包を開けて中身を確認し、伝票に書いてある金額はあまり参考にせず、自分(職員)の裁量で現地での価格を判断してその金額に税率が掛けられるようなので、かなり運によるところが大きい。
今回も無事に届きますように。