買いたいものがあって、近所のドラッグストアに行った。
まずはお目当ての物の在庫をチェックして、そういえば先日母がトイレットペーパーを買ってきたのだけど、気に入っているメーカーのじゃなかったなぁ、ということを思い出し、トイレットペーパーのコーナーに行った。
9月末には母が『いつものが見当たらないんだよね・・・』と言って、実はいつものメーカーの、デザインがハロウィーン仕様になっているものを買ってきていた(つまり本人は違う物を買ってきたつもりになっているのだけど実は同じ = 正解だった)ということがあったので、もしかしてまた何かトリックがあるのではないかと思って現場を調査。
すると、先日母が買ってきた香りつきペーパーの斜め左には『いつものペーパー』が!しかし今回はクリスマスバージョン。
もしかしてクリスマスの模様に惑わされてまた『あら、いつものはまだないのね?』と思った母は『いつもの』っぽく見えたパッケージのペーパーを買ってきたのかしら、と思って私は『いつものトイレットペーパーのクリスマスバージョン』を買って帰った。
まあ母も歳は歳だし、情報過多なパッケージから正しい物を選択するのは難しいのかもしれない。
トイレットペーパーは先週買ったばかりだけど今日買ったものはストックとして納戸に入れておけば問題ないし、クリスマス柄はかわいいから(←あまり理由になっていないが)収納スペースを占領していてもまあいいか、なんて思った。
そして帰宅後。
洗面所で手と顔を洗ってうがい。
居間にいる母に『いつものトイレットペーパーはコレだよ?クリスマス柄になってるね』と言って12ロール入りの袋を見せた。
そうしたら母が『こないだもそれを買ってきたよ』と言う。
これはいよいよ母がヤバくなってきたのか・・・と思ったら、母は納戸からクリスマス柄の正しい(?!)トイレットペーパーを出した。
あれ?
私がこないだ受け取ったのはピンクの花模様の香りつきペーパーだったけど・・・。
母によると、『いつものペーパーもあったけど、たまには違うのもどうかな、と思って花柄の"も"買ってきた』とのこと。自転車で買い物に行って、食料品などの他に12ロール入りのトイレットペーパーを2袋。元気なのは認めるけど、そんな大荷物で自転車なんて危ない危ない。
母は私に『年寄り扱いするな!』なんて言うし、まぎらわしいことをするからそういうことになるのよ・・・。