チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

不思議な現象

母は『毎日飲んでいる薬』がそろそろ切れそうだということで、いつものクリニックに行ってきた。
どうやらそのクリニックは木曜が休診日のようで、金曜日は結構混むらしい。なので母はいつもより早く出て行った。
診察開始時刻直前に診察券を出して、かなり待つようならその近くのスーパーマーケットで買い物をして待ち時間を潰し、それほど待たないようならそのまま待合室で自分の番を待って、診察と薬局の用が終わってからスーパーマーケットで買い物、というのがいつものパターン。

そして、家を出てから2時間が経とうとしている頃に母が家の前に戻って来ていて、偶然そこで会った近所の人たちと3人で立ち話をしているのが見えた。
それからずいぶんしてから家に入ってきた。
母の言うことによると、クリニックは自分の前には1人しか患者がおらず、受け付けの人も『今日は(患者さんが)少ないんです』と言っていたそうで。なので薬局で1ヶ月分の薬を出してもらうのも待ち時間がほぼなく、流れ作業のように用事が済んでしまったとのこと。
そんなに早く用が終わってしまったら、行こうと思っていた八百屋はまだ開店前でそこでの安い買い物ができず、買い物はスーパーマーケットだけで済ませて帰ってきたら、家の前で立ち話。この立ち話がいちばん時間がかかったのではないかというような外出で。

そんな話を母から聞いて、ヨリミチは『そんなんでいいのか?!』と思ってしまった。
というのは母にではなく、今日クリニックに行かなかった『いつも行っている人』に。
母は呑気に『今日はすいてたの』と言っていたけれど、それはいつも行っている人が『寒いから今日は休みましょう』のようなことで通院しなかったということなのでは・・・?それか、この1ヶ月の間に寿命を迎えられたのか。でもそんなに大勢の人が寿命を迎えられるというのは不自然なので、やっぱり『寒いから休みます』という説のほうが有力。

ブラックジョークで『病院の待合室でのお年寄りの会話、「今日は〇〇さんがいないけど、どこか具合でも悪いのかねぇ」』というのがあるけれど、なんだかそれにも似ているような。

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