チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

半失業状態のオットが向かった先は

新型コロナウイルス感染症の影響でオットの仕事が激減してから1年。
なかなか元の状態に戻る兆しは見えてこない。

オットの同業者は家業を手伝ったり食べ物屋の屋台を始めたり試行錯誤しているが、そういう伝手のないオットは親類からの食糧援助とたま~にある仕事の収入や、政府や銀行の新型コロナ関連の支援金などで遣り繰りしている。

先月だったか、チェンマイの国立病院が主宰の、業種は絞られるもののコロナ禍での失業・休業やそれに準ずる者が対象というあるセミナーの参加者募集という情報を珍しくオットがキャッチして、申し込み開始日に早速登録していた。
先着50名に参加証が発行されるとのことで、参加者リストの42番目にオットの名があった。ほかの49名に知り合いの名前はなかったのだけど、タイ人は本名ではなく通称で仕事をしている場合も多いので、もしかしたら知った顔もあるかもしれない、とオットは言っていた。
そして発表の数日後には何名かのキャンセルがあったようで、オットの確実な(?)知り合いも参加すると連絡があった。

そのセミナーの説明会が昨日で、朝から夕方まで会議室に缶詰め状態だったそうだ。
セミナーは座学と実習で、座学はオンラインとなる。そのため、昨日は各自のパソコン、タブレットスマートフォンなどの機器の設定確認などもあり、私としてはメカに弱いオットがきちんと設定ができるのか心配だったのだけど、周りの方々に助けられてどうにか受講の準備はできたようだった。
それと、もうひとつ心配だったのは、講師や参加者の集合写真を撮影するということ。タイは事あるごとに記念撮影をするのだけど、すっかり忘れていた。実はこの2日前にオットは自分で散髪して、まるでトラ刈りになっていた。昨年のロックダウン時に床屋も休業となり、そのときに通販でバリカンを購入してからオットはセルフカットを続けている。もう床屋は開いているのに。それでオットはバリカンの刃が切れなくなってきたと言うのだけど、それがトラ刈りの原因なのか、どうなのか。私がチェンマイにいれば多少は手直しできると思うのだけど、それも叶わず。
幸いなことに(?)集合写真はかなりの人数で撮影することになったのでトラ刈りは目立っていない。

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そして昨日、更なる心配事が発生した。
オットの住む地区が、今度の火曜日の午後は停電するとのこと。
オットが言うには停電だとスマホの電波も途切れてしまうので、近くの喫茶店かどこかに出掛けなくちゃ、とのこと。しかも午前中の講義が終わってから1時間の昼休みを挟んで午後の講義が始まるので、その間に食事と移動をしなければならない。オットが考えているのは大型スーパーマーケットのフードコートで、そこで昼食もとるつもりでいるらしい。
でもそこはフードコートのテーブルとキッズスペースの遊具が近いからにぎやかになると思うのだけど・・・

まあ、私は4000キロの彼方から見守ることしかできないので、最終的にどうするかはオットに任せるしかない。

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