チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

わからないことが多いワクチン事情

日本では医療従事者に先行で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。
ワクチン接種に対する是非というか、個人が受けるか受けないかはその個人の判断にかかってくるけれど、今のところ私は時期がくれば受けようと思っている。
でも、もしも私がオットと結婚しておらず、自分の人生が日本国内で完結するような見通しだとしたら接種は1年くらい遅らせると答えるかもしれない。副反応も気になるところだけど、本音をいえばワクチンの効果がどのくらいの期間持続するのかをわかった上で受けたいものだし、今はまだ『重症化を軽減する』としかいえない状態で、発症を抑えるとか他人に移さない効果があるとはいえないので。

日本では一般人の接種は始まっていないし、医療従事者にだって2回目の接種はまだなので、これから何か重大なトラブルがあれば更に接種時期は遅くなるのだろうけど、私のような中途半端な年齢層/立場の人々はただ待つしかないので何のしようもない。

一応、日本では4月中旬からは65歳以上の人が接種を受けられることになっている。オットの知り合いで毎年のようにチェンマイを訪れていた人たち(中には1年に何度も旅行する人も。)は、この1年以上タイに行けないことがそろそろストレスになってきているようで、今年に入ってから『早くチェンマイに行きたいです』だとか『そちらの天気はどうですか?』とか『○○ホテルは営業していますか?』など、タイに入国できるあてもないのにオットにメールやLINEを送っているらしい。そういう人たちはワクチンを打ったらすぐにでもタイに行くつもりなのだろうけど、どこまで入国条件をわかっているのやら。

タイは相変わらず入国するための事前準備などが多く、空路で入国してもそこから14泊の指定宿泊施設での隔離が必須。
新型コロナのワクチンが出回るようになってから宿泊隔離期間を短縮するか、とか、ワクチン接種証明がある人に限れば隔離を短縮するか、とかいろいろな案が出ては消え、出ては消え。結局、入国者に課されるいろいろな条件は変更なし。

タイ国内のワクチン事情はどうかというと、イギリスの会社と中国の会社の2種類を輸入。
ちょっと前にオットが『中国のワクチンは60歳以上の人は打ったらいけないんだって』と言っていた。
でもオットのような一般市民が得られる情報はSNSからのものが多く、どれだけ正しいかはわからない。それにしたって『60歳以上の人はダメ』だなんて、やっぱり危ないよなぁ、と思ったし、それでもワクチンというものなのだから、危ないもナニも、そう言われちゃうこと自体アウトなんじゃないの?と思ったり。
オットのお姉さんたちは60歳を越えているので安全なワクチンを受けられるとしても、オットは危ないほうのワクチンになっちゃう~?
いや、でも政府が輸入してまで流通させるのだから、大丈夫だと思って良いの?
あ、でもアレはSNSレベルの話題ってことで、本当は大丈夫・・・と思いたいよなぁ、、、

と悶々としていたら、やはり(?)出ました。
『中国製のワクチンは60歳以上の人と子供には使用しない予定です』というお知らせが。

そしてタイの首相は英国製、保健省トップは中国製のワクチンを接種するとのことで・・・


公務員でもないチェンマイの一市民であるオットがどちらのワクチンを打つことになるのか非常に気になるところなのだけど、せめて順番が遅めにまわってくるのを祈るのみ。

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