タイ人と日本人が結婚することになり、日本で先に手続きをするケースの話。
日本で婚姻届を提出し、新たに作られた私とオットの戸籍謄本をチェンマイの日本領事館で英文翻訳してもらったのが前回までの内容。
書いてある金額と支払った金額の差に疑問を感じながらも微熱続きで具合の悪い私はオットに急かされ、次の目的地である翻訳業者に向かった。
たぶんチェンマイに同じような業者は何軒かあるのだろうけど、オットが選んだのはワロロット市場の北に位置する会社。
この会社に頼めば、英文翻訳から外務省の承認印の申請まで一括でやってくれる。
私は外務省の承認印をもらうにはバンコクまで出向くか書類を送るのかと思っていたら、どうやらチェンマイには外務省の分署(?)があるらしく、そこで承認印をもらえるとのこと。ただ、一般の人々がそこで手続きをできるのかどうかはわからない。
ともかく、我々は日本領事館で受け取った英文の書類を担当の女性に出し、料金と出来上がり日時を確認した。
そのへんのやり取りは全てオットがするし、タイ語だし、ときどきチェンマイ語だし、私には1割くらいしか理解できなかったと思うけど、たしか4営業日後の受け取りで、料金は3千いくらか(バーツ)だと言われたけれど、『ちょっと高いんじゃない?』のようなことを言ったら『上司に相談します。もう少し下げられると思いますが、上司次第です。』と言われた。
支払いは書類の受け取り時なのだけど、最終的には2000バーツでお釣りが来るくらいの金額になったと思う。
たった一言でそんなに下がるなんて・・・。オットがどのような会話をしたのかはわからないけど、嬉しいというよりびっくり。土産物屋での値下げ交渉だって、ここまで下がらないだろうに。オットは何ヵ月も前から日本に出す書類のことでここにお世話になっていたからお得意様ってことになっていたのか?
そんなこんなで指定日の午前中に受け取った書類がこちら。
ご丁寧に、記念にどうぞとカラーコピーまでとってくれた。
↓
表: タイ語訳と英文の書類をステープラーで止めて、折ったところに割印
裏: タイ語、英語それぞれの書類にシールを貼り、割印
我々はそれを持って、次はオットの居住地の役場へ向かう。
日泰両国で婚姻の手続きが完了するまでもうひといき!
- ユル~く続く -