チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットのまわりのワクチン事情 他

チェンマイに住むオットは先月のうちに新型コロナウイルスのワクチンを2回接種しており、セオリー上は『安全な人』になっている。
しかしオットが2回目を終えた直後に、オットの打ったシノバックは2回目を打っても効果がないとか2ヶ月くらいしか効果がないとか、いろいろな説が出てきて、それでは2回打ってしまった一般人はどうしたら良いのか、という話はまだ結論が出ていない。
シノバックの3回目を打つのが良いとか、2回目もしくは3回目をアストラゼネカにすると良いとか、いくつか案(?!)は出されているものの、確立された話がなくて迷走中。
医療従事者は3度目のシノバックとか、アストラゼネカの追加接種をした人が一定数いるらしいけど、先走ってそんなことをして正解なのかどうかは・・・不明。

オットにはお姉さんが3人いるのだけど、事情によりオットはお姉さんたちよりも先にワクチン接種の順番がまわってきた。
3番目のお姉さんはタイにいないのでタイのワクチン問題は直接的に関係はないが、もしかしたらタイのワクチン事情が心配でタイに帰らないのかもしれない。

それで、長姉と次姉は年齢でいえばアストラゼネカを割り振られることになっていたのだけど、オットのときの当日変更があったこともあって懐疑的になっている。
今月の初めには2番目のお姉さんが接種の予約をしてあって、その前日にたまたまオットはお姉さんに会っていた。そして翌日お姉さんから電話がきて、やっぱり接種に行かなかったと知らされた。
このお姉さんは以前から『夫と同じ日の接種じゃなければ受けたくない』と言っていた。だけど旦那さまは年下で、優先接種グループの人でもないので必然的にシノバックとなる。だけどお姉さんはアストラゼネカを受ける年齢層の人なので、普通に考えればチェンマイ郊外の病院で、夫婦で別々のワクチンを接種する予約を簡単にできるとも思えない。なのでお姉さんの予約日までに旦那さまの予約は何もできていなかった。そういう状況だったのでお姉さんは『自分だけ』なのが嫌で病院に行かなかったのか、それともアストラゼネカの副反応の情報をSNSレベルで知って、それを考えた結果の接種拒否だったのか、それともオットのときのように現場でワクチンの種類が変更されるかもしれない(シノバックは打ちたくない)と思って行くのをやめたのか、本当の理由はオットにもわからないのだけど、オットが言うには『お姉さんは予約があったのにそれを自分からキャンセルしたから今後も無料ワクチンは受けさせてもらえないと思います』とのこと。
私はワクチン接種を受けるか受けないか、その考えは個人の自由なので受けない人を非難しようとは思わないけれど、それは事情や理由によるとも思っていて、体質や思想的なことが理由ならそれは認めるしかないと思っている。だけどお姉さんの場合はイマイチはっきりした理由がわからないので、この先、運悪くコロナに感染してしまったら、ワクチン接種をしていれば『あぁ可愛そうに』と思うだろうけど、ワクチン接種をしていなければ別の感情が出そうな気がするし、周りの人からも非難轟々だろうと思う。
そして長姉はもうすぐ1回目の予約日らしいのだけど、どうも『1回目はシノバック、2回目はアストラゼネカ』ということになるようで。
オットはそれ(種類を変えること)は時期尚早と思っている人なのだけど、そういう流れでも受けると決めたのはお姉さんだし、タイのことだから実際に現場に行ったら事前の説明と違っていた、なんていうことになるかもしれない。お姉さんは自分の娘(現役看護師)にも相談してから決めたと言っているらしいけど、長姉の場合は他人の意見を聞いて自分が折れるタイプではないから娘の意見が反映されているのかどうかはわからない。

オットはオットで、シノバック2回目を済ませてから半月ほど経ったところなのだけど、喉のイガイガが続いているとのこと。お腹の調子がおかしいのは1週間くらいで治ったはず。
それで、未接種の友人から『(タイに在庫が潤沢にある)シノバックでも打ったほうがいいかな』と相談されることがあるそうなのだけど、今はデルタ株が出現して、それにはシノバックは効かないとも言われているし、オット自身の体調の変化なども説明して、『受けろとも受けるなとも言えないので、最終的には自分で決めてね』と言っているとのこと。


そして昨日はタイのコロナ保険のニュースで人々がざわつくこととなった。
タイによくあるコロナ保険は『陽性となったら10万バーツをお支払いします』というもの。そういう保険を何社が販売し、どのくらいの人が契約しているのかわからないけれど、そのうちの2社が『近いうちに契約を解除する方向で考えています』という発表をしたとのこと。つまり、タイ国内の感染者が激増して保険金請求者が当初の予測を上回ることとなったのだと思う。契約者にとっては寝耳に水というか、それは『契約期間中でも強制終了します』という内容だったそうなので常識を逸脱しているのは間違いなく、すぐにそれは保険委員会事務局から是正勧告が出たそうで。
オットからそれを聞いて、その保険会社は中小規模の会社なのかと思ったら、わりと誰でも知っているような会社だと知って更にびっくり。

もう、アメージング・タイランド

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