チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットのコロナ保険3年目は

先月後半から気になっていたオットのコロナ保険。継続するのかどうか。

https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/02/28/184655

一昨年の3月に締め切り人数ギリギリのところで申し込みができて、昨年は同じ内容で継続した。
その翌月からタイでは陽性判明者が激増し、保険会社は対応に大わらわ。どの程度の信憑性があるのかはわからないけれど、中には保険金目当てで自主的に感染する人もいたとかいなかったとか。
新型コロナ保険が始まった頃は、タイ国内の1日あたりの新規感染者数は20人くらいのものだったのに、今では1万人台で推移している。(これでもピーク時よりは減っている。)
その中の何割の人が保険に加入しているのかはわからないが、保険会社にしてみれば想像だにしていなかった状況とも言えるだろうし、あるときからは『陽性判明で、尚且つ医師の指示で入院した場合』でないと保険金を支払わないということになってしまった。

チェンマイでは人々の基本的な生活はコロナ禍前のようになりつつあるとのこと。でも飲食店の営業時間の制約は続いているし、バーやパブなどは休業継続中。
チェンマイ県内の日々の新規陽性判明者数は200人台という発表なのだけど、これは一時期よりも状況が落ち着いているのではなくて『指定場所で受けたPCR検査で陽性が判明した人』の人数で、実はATK検査では毎日何千人もの人が陽性となっている。
ATK は正確性に欠けるとも言われているので偽陽性だとかキットのエラーなどもあるのかもしれないが、人の目の錯覚を狙うような発表の仕方をして感染者数を少なく見せるっていうのは方法として正しいの?と思ってしまう。

以前、チェンマイコンベンションセンターに軽症者用の宿泊療養施設が設営されたが、毎日何百人も受け入れられるわけもなく、無症状や軽い症状の人は自宅療養と指示されることになった。
(↓コンベンションセンターの療養施設のこと)
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2021/04/10/112851

しかしそれだけではなく、自宅以外の場所での隔離が望ましい人用に、地区の公立の運動場などを隔離施設として指定して、一般人の運動場利用を禁止するところも。
オットがときどき訪れていた運動場も指定を受け、入り口が閉ざされているとのこと。
屋根付きのスペースには即席の外壁が作られて、中には簡易ベッドが並べられているようだ。

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↑左側にある蒲鉾のようなものが
↓コレ
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コンベンションセンターは敷地が広く、民家とはそれなりに距離があったけれど、上記の運動場は住宅地の真ん中のような場所。そんなところにウイルス保持者を集められたら近隣の住民だって気が気ではないだろうに。

オットの家の近所でも陽性判明者が出たけれど、もう誰がどこで感染しても不思議ではない状態なのかもしれない。


それでオットのコロナ保険に話は戻って、更新手続きの案内が来ないのだけど、そろそろ期限がやって来る。
なのでオットが保険会社のサイトを確認したら、オットが言うには『もう(自分が加入している)保険会社はコロナのことをしません。終わりです。』とのこと。
私にはそれが事実なのかオットの勘違いなのか確かめることはできないのだけど、オットによるとそういうこと。新規加入だけでなく、継続の申し込みも受け付けず、コロナ保険業務そのものから撤退する、らしい。
昨年の更新時期には e-mail だったか LINE だったかで『もうすぐ保険期間が終了します。継続の場合はオンラインで手続き可能です。』というお知らせがあった。しかし今年は『もうすぐ保険期間が終了します』ということすら知らせてこない。これは何かありそうだとは思っていたのだけど、無言でサービス終了?!
オットの言っていることが本当ならば、そういうこと。それともオットが何か見落としていたのかな。

まあ、オットは500バーツちょっとの出費を惜しんで保険は更新しないという気持ちは固まっていたのでこちらとしての混乱はないのだけど。

そして保険の終了決定と同時期に、偶然『オットがコロナ保険を申し込んだ銀行の支店が撤退している』ということがわかった。オットはその銀行の口座を持っておらず、コロナ保険だけの付き合いだったし2年前の申し込みのときにしか店舗を訪れていないしその後の手続きはオンラインだったので店舗がなくなっても困ることはないのだけど。でも保険の終了と店舗の撤退の時期が近いので、銀行業務と保険は会社としては別だけれど、保険の赤字と店舗の撤退は何かが繋がってそういう結果になったのだろうかと勘繰ってしまう。
風が吹けば桶屋が儲かる、の逆パターンみたいな感じで。

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