チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットのiPhoneに一本線が出現っ!

2週間くらい前に、オットはとても暗い声で電話をくれた。
その直前、市場で買い物をしていたときは明るく元気だったのに。
何かと思ったら、市場から家に戻ってきてiPhoneを見たら、画面上部に黒い線が出ていたということ。

新型コロナウイルスのせいで開店休業状態のオット、収入もままならないのにここにきてiPhoneが故障するなんて、まさに泣きっ面に蜂。
しかも翌々日からは珍しく仕事があるというのに、スマホの不具合で仕事に穴をあけることになるかもしれないという不安感に襲われたオット。
私にスクリーンショットで状態を伝えようとしたら、スクリーンショットにはその線は現れなかった。ということは、画面の表面だけの異常かも。というのが唯一の明るい情報。

気がついたのが夕方だったので、その晩は様子を見ることにしたが、翌日になっても線の状態に変化なし。太くなったり薄くなったりすることもなかったようだった。

なのでその謎の線付きのiPhoneを鞄に入れて何日間かの仕事をこなし、それから携帯電話の修理を扱うお店に行った。
オットが言うには、お店の人は『このくらいならまだ大丈夫です。もっと酷い状態で使っている人もいますから、頑張って使って下さい。』というアドバイスをくれて、修理はしなかったとのこと。
お店の人が親切なのか怠惰なのか、それとも国民性なのか、私には判断できないけれども、スクリーンの状態としては致命傷は受けていないようで。

その後もオットは収入不安の中、そのスマホとともに生活していた。
しかし何日たっても線が太くなったとかもう1本出たとか、そういうこともないようだったので、これはスマホが寿命を迎えるまでその一本線と付き合っていくのだろうと思っていた。

すると今日の昼頃、オットからLINEで画像とコメントが送られてきた。
どうやら線は消えたようで、オットいわく『自分で直りました』とのこと。

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つまり、放っておいたら線が勝手に消えていたということ。

このiPhoneは3年前に亡くなったオットのお兄さんの形見のようなもの(亡くなる1年前に新機種をオットに譲ってくれた)で、そういう意味でもとても大切にしている。
iPhoneは次々と新しいバージョンが出るので4年も使えば『過去の物』になってしまうが、オットはこの機種を使う前もかなり長い期間1台のスマホを使っていた。なので4年で故障というのはオットにとってはあり得ないことなのだ。

でもひとまず危機は回避できたようで安心した。
・・・けど、何日かして再び線が出てきたらどうしよう・・・
もっと暗~い声で電話がかかってきそうで怖い。

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