チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

ツワモノがいた!

1月に手持ちのタイバーツが少なくなってきたので少しだけ両替した。
私が初めてタイを訪れたときは1万円が3800バーツ台後半で、ガイドブックなどには1バーツ=3.6円(前年のデータ)と書いてあったが私は2.6円の計算で買い物ができた。
そのときはレートが良すぎたのだろうけど、しばらくは1バーツ=3円くらいだった。
それが、私がタイの銀行で口座を開設したときは1万円が2600バーツ台。初めてのタイで浮かれて過ごしたときよりも1000バーツ以上も円安になり、以前の高レート(好レート?!)を知っていただけに買い物の楽しみが半減。
その後、1万円が2700バーツ台というのが長く続き、昨年末は2800円前後という状態になった。
なので両替するときは様子を見ながらレートが高めのときを狙って、という感じで。

年が明けて、円が強くなる要因は見当たらなかったのでこのあたりで推移するのだろうと思っていたらコロナウイルスによる新型肺炎のニュースの状況によって乱高下。急に円が高くなったかと思えば翌日には急落したり。そんなときにタイで銃を使った事件が頻発したので情勢不安定ということでバーツが弱くなった気がしたが、コロナウイルスはタイでは蔓延していません!のような声明があるとバーツが高くなる。
横浜港にクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号が停泊していたときも日々レートが変動し、世界が『これは日本の船舶ではない』と認識するようになってから円が上がり始めた。
だけど日本国内では感染者が増え続け、タイでは感染者数が横ばい。なのになぜか円高傾向で、その理由がわからなかったのだけど、最近になって韓国で不法就労しているタイ人が多数いることが明らかにされた。何千何万といるそのような人たちをタイに帰国させる案が出ていたのか、あくまでも私の憶測だけれど、その法案が審議されている関係でバーツが安くなっていたのかもしれない。
それで先週は1万円が2900バーツ台になってしまった。
実はその直前、1万円が2880バーツ台だったときに、もう上がることはないだろうと思っていつもより多めに両替してしまった。これは手持ちのバーツが少なくなったからではなくて、できるだけレートが高いときに手持ちの円をバーツに替えて貯金を増やそうということで。なのでこのときのレートに満足していたのだけど、翌週には2900バーツ台に。何故に上がり続けるのかがわからなくて怖かったが、なけなしの円をまた少し両替した。両替したは良いが、なんだかいけないお金を手にしてしまったような気分になって早く手放したい(銀行に預けたい)のだけど、そういうときに限って銀行やATMに立ち寄るのに都合の良い用事もなく・・・。

そんな話を知り合いの日本人としていたら、その人は1万円が3000バーツを越えるのを待っているそうで。3000バーツを越えるなんて、6年くらいなかった事じゃない?という印象。
私は2900バーツを越えた時点で怖じ気づいたのに、身近なところに結構な強者がいたことに驚いてしまった。

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