チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

しくじりも学習のうち - wise で送金

コロナ禍で収入が心許ないオットにヨリミチはときどき送金している。
手段は wise(旧TransferWise)。

この半年くらいは日本円が弱く、過去には10000円が4000バーツに届きそうなこともあったのに、今では2500バーツを少し越えるくらい。
10000円が4000バーツというのは夢のようなレートなのでそれはもう望めないとしても、3000バーツあれば『良くはないけど悪くもない』くらいの気持ちにはなる。

でもこの何ヵ月かは3000バーツだって夢のまた夢。
日々レートをチェックしながら送金や両替のタイミングを計るしかない。

で、先週の金曜日に急にレートが上がったのでそのタイミングでオットに送金準備をすることにした。
wise では送金の段取りを整えると、そこから何時間かの保障をしてくれる。
それはカレンダーによって変わってくるのだけど、48時間だったり72時間だったり96時間だったりで、金曜日に送金申し込みをするとだいたい96時間後が期限となり、その間に指定口座に振り込みをすればよい。

今回は火曜日(今日)の16時09分が期限だった。
が、送金申し込みをした後に下がったレートが期限の直前に急上昇していた。

なのでその様子を観察しつつ、自分が持っているレートよりも良くなりそうなら持っている物をキャンセルして新たに送金申し込みをしようと思っていた。
なのだけど、持っている物を越えるのはタイミングがかなりギリギリなようだったので欲はかかずに振り込みをすることにした。

振り込んでから一応・・・と思ってレートの確認をしたら、グラフはまだ上昇していた。
そこからまだ上がるのか、それともそれが頂点となって下がるのか、まったくわからない。
でも少しでもレートが上がっているのが悔しくて、先ほどの振り込みをキャンセルしようと思ってそのボタンをクリックしたのだけど、ブラウザの都合なのか電波状況のせいなのか先に進めない。

そんなことでじたばたしていたら時間がどんどん過ぎ、何もできないままで5分経過。
取り引き画面には『既に振り込みがお済みでしたらそのままお待ち下さい。wise に着金しましたらお知らせします。』のような文言が表示されている。
なのでそのまま待つことにした。
月末で送金データが渋滞しているのかもしれないし。

・・・と思ったのだけど、もしかして私は振り込んだだけで『振り込みました』のボタンを押してないかも!
ということに気が付いた。

その時点で既にレートの保障期限は過ぎている。

そうなったらどうなるの?と思って他の画面を見てみたら『保障期限を過ぎているので先日のレートは適用されません』という表示が。
そして『振り込み済みの場合は着金時のレートで再計算され、先方に振り込まれます』と続いた。

でもその時点ではレートはプラス。当初のものより10バーツくらい多い計算になっている。
そのレートで送金されたら寧ろラッキーじゃない?なんて思ったのだけど、そんな夢のような時間はあっという間に過ぎ、案の定レートは下がってきた。

で、ここで無駄に動いても話が混乱するだけ。送金データの渋滞はあるだろうけどもうすぐ wise に着金するだろうし、いちど上がった物が下がっているので結果としてはそんなにマイナスにはならないだろうと予想して、その『新たに計算されたレート』に委せることにした。
なので『キャンセル』ではなく『振り込み済み』のボタンを押した。

今回の送金は7000バーツ。
なのでレート保障期限内は『7000バーツ』と表示されていた。
けれど期限を過ぎたらヨリミチが wise に振り込んだ『27451円がヨリミチのオットに送金されます』という表示になっていた。

そして wise に着金後、振り込み額をもとに計算した新たなバーツ建ての金額で表示された。

ほどなくチェンマイのオットの銀行口座に入金されることになり、ヨリミチには e-mail が届いた。

両替レートは下降線を描いていたけれど、直前に上がっていたので7000バーツの予定が6992.49バーツに減っただけで収まった。

 


今回の学習

・保障期限を過ぎても送金はできる
・その際は新たなレートで再計算される

・送金後、Cancel transfer を指示するとキャンセル手数料などは発生せず、振り込んだ金額がそのまま返金される。が、その後の取り引きで条件が厳しくなるらしい。

ということで、7.51バーツ(約30円)が勉強代になった。
そのくらいでいろいろと学習できたのだから、安いものだと思える。
負け惜しみ・・・ではない。

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