チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

Hello じゃないよっ!

ある日の朝。
オットの仕事が早い時間からだったので、寝坊していてはいけないと思ってLINE通話をしてみた。

が、出ない。

まあ、そういうことはときどきあるし、特に今はiPhoneを朝早くには消音の設定にしてあり、2回か3回連続で着信しないと音が鳴らないようにしてあると聞いていた。

それに朝なら身支度が忙しくて電話に出られないとか、そういうこともあるのであまり気にしなかったけれど、それにしても電話が繋がる気配がなかったのでちょっと困った。

オットが電話に出ないということはオットの身に何かが起こっている可能性も捨てきれないのでそういうことも心配だったけれど、それよりも仕事の集合時間に間に合わないのなら代わりの人材を用意する必要があるだろうし、そのためにはどうにかしてオットか(オット以外の)誰かと連絡できないと話が進まない。

なのでオットと電話が繋がらないのなら2番目のお姉さんかその旦那さんに連絡すれば、超カタコトのタイ語しかできないヨリミチでもどうにか意志疎通はできるので、次の手段はそっちだな、と思いながらオットへ何度もコールをした。

でもその前に、LINE が不調ということもあるかもしれないので携帯電話の番号にかけてみることにした。

が、日本からそちらの番号にかけるなんて何年ぶりか。

しかも前回かけてからオットは番号を変えたので、履歴を辿って再発信ということはできない。

なので au からの国際通話の発信番号ってこんなふうだっけ・・・というおぼろげな記憶を頼りに発信したのだけど、どうやらそれではないらしい。

ということで国際通話の仕方を検索して、初めての方法で発信。

でも出ない。

でもさすがにスマホの着信音が鳴れば気付かないこともないと思うので、これはオットの身に何かが起こったか、バイクの運転中で電話に出られないかのどちらかだな、と思った。

そして3度目の発信でようやくオットは電話に出た。

結局、家を出るまでは慌ただしくてドタバタと出発し、その後はバイクに乗っていたので LINE の着信音が聞こえなかったとか、電話に出るためにバイクを止められる場所がなかったとかで、もうすぐ集合場所だというところでiPhoneの着信に出た。

集合時間も迫っていたので2言3言で電話を終わらせ、オットはまたバイクを走らせたのだけど、仕事前にLINEスタンプを送ってきた。

暢気にHello なんて言っているけれど、こっちはどれだけ気を揉んだか。

でもそれを言っても仕方ないので、この日はスマホからスマホへの国際電話のかけ方を学習できたということで気持ちを収めることにした。

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