齢ウン十年ともなると、日常で『すっごくびっくりした~!!』ということが起こる頻度が下がってくる(ような気がする)。
それが先日、すっごくびっくりしたことがあった。
多分、ヨリミチの記憶に残っている最年少の頃まで遡っても、自分自身にコレが起きたことはない。
つまり、記憶に残っていないくらいの年齢のときにはあったかもしれない出来事で、人生の思い出として残っている記憶では初めてのこと。
ヨリミチは小学生のとき、妹にはよく『ほら、また〇〇だよっ!』と言って注意していたことなのだけど・・・。
このブーツはファスナーが後ろに付いている。
昨年買ったのだけど、履くときにスッと足を入れれば良いので想像以上に便利なことがわかった。
けど、脱ぐときは後ろのファスナーを下げなければならないのでちょっと手間取ることも。
そしてある日、外出先で靴を脱ぐ場面があり、数時間後に『さあ、帰りましょう』ということで、そこに揃えられているブーツを履いた。いつものようにファスナーを上げ、徒歩で駅に向かったのだけど、なんとなく違和感があった。
でもどこかが痛いわけでもないし、他の人の靴を履いているわけでもなさそう。
歩きながら自分の足(靴)を見てもどこがおかしいのか判断がつかないというか・・・。
でもだいたい想像はできていた。
もしかしたら左右が逆。
このまま電車に乗ってしまったら履き替えることはできないので、駅のホームでベンチを探し、そこに座ってそそくさと靴の左右を替えてみると・・・
それが正解。
でも駅までの十数分間は歩けてしまったわけだし、履いてしまえば違和感はあるものの『確実に間違っている見た目』ではないという靴。
↓正
↓誤
その昔は躍起になって妹に『長靴が反対だよ!』なんて言って注意していたのに、ここにきて自分が靴を左右逆に履いてしまうとは。
本当にびっくりした。