先日オットとカオニャオマムアン(もち米添えマンゴー = MANGO WITH STICKY RICE)の話をしていて、昔は50サタンで食べられたよ、とオットが言っていた。
(50サタン = 0.5バーツ)
タイは幼稚園児や小学生でも下校時に子供だけで屋台でおやつを買って食べることが当たり前の光景で、今では毎朝100バーツくらいを持って登校するのだろうか。10年くらい前、知り合いの人は小学生の息子さんに毎朝50バーツ程度を持たせていた。
で、オットが小学生だったときは毎朝1バーツで日々のおやつ代には充分で、カオニャオマムアンは50サタンだったということ。
ヨリミチが好きなカオニャオマムアンは50バーツで、もう何年もその値段なので今では『こんなに安くて(お店の経営は)大丈夫なの?』という感じなのだけど、カオニャオサンカヤー(マンゴーではなくプリンのような物のバージョン)は25バーツ。
それでオットがふと思い出して『小学生のとき、サンカヤーじゃなくて魚の乾いたのもあった!』と言った。
それは25サタンで、マンゴーの半額。
今オットは魚料理が好きなのだけど、どうやらその当時から魚が好きだったようで、その『カオニャオ + 魚』をよく食べていたらしい。
日本にも『おぼろ』とか『でんぶ』と言われる白身魚のすり身を甘く味付けしてセミドライにした物はあるし、タイには『ムーヨーン』という甘く味付けした豚肉を乾かして裂いたふわふわした珍味(?!)もあるので、それの魚バージョンがあっても不思議ではない。
で、カオニャオマムアンとかカオニャオサンカヤーのように、お店で頼むときは何と言うのかとオットに訊いたら、なかなか思い出せず。
半日ほど経ってオットから返ってきた答えは
ข้าวเหนียวหน้าปลาแห้ง
魚の干物が乗ったもち米
・・・思い出せないとか忘れたなんて言わせないレベルのそのまんまの名前。
モノはこんな感じ
↓(いちばん上といちばん下が魚)