チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

歯の被せ物7300バーツ

先月の初めだったかもう少し前のことだったか、オットが『奥歯に穴がある』と言い出した。
でもそれは虫歯ではなく、ただの穴なのだとか。
そんなことってあるの?と思ったのだけど、あまり疑うとオットがへそを曲げるので『穴があるなら歯医者に行くほうが良いですね』と言っておいた。本当にオットの言うとおりに穴だけだったとしても、そこから虫歯になるかもしれないし。

そもそもオットは強く噛む癖があるというか、物を噛むときのスピードが速いというか、本人は気を付けていると言うのだけどナッツとか魚の骨などをガリッとすることが多い。
しかもタイの米にはときどき石みたいな物が混じっていたり、おかずにもそういうことがあるので常に疑いながら咀嚼するのが望ましいのに、私の感覚では気を付けているようには見えない。

まあ今回は歯が欠けたとか痛みがあるということではなさそうなので本人の不快感はそれほどでもなさそうだったけれど・・・
でも放っておいても自然治癒はあり得ないので早めに歯医者に行くことにして、オットには過去にインプラントの施術を受けた国立病院内の歯科に行くか、それとも『いつもの病院』の歯科に行くかという選択肢があったのだけど、今回もインプラントを薦められたら(金銭的に)大変なので、いつもの病院に行くことにした。

そこで診てもらったところ、歯は割れたりしていないし、土台としては問題ないので全体的な被せ物をするのがベターでしょう、ということになった。
それで素材を何にするかによって費用や見た目や耐久性が違ってくるとのこと。オットの場合は奥から2番目の歯なのでセラミックではなくて金属にすることにした。ちょうど(?!)一番奥も銀歯だし。

(↑一般的な料金の図)

オットの行ったところでは、金属の被せ物だと7000バーツだということ。
それで、1回目の治療のときに600バーツを払ってきた。
でも7000バーツのうちの600バーツって、なんだか中途半端というか内訳が分からないというか・・・
帰宅後にオットがそんなことを日本にいるヨリミチにネチネチネチネチ言うものだから、『そういうことは支払うときのカウンターで聞いてきてよ。私が分かる話ではないのだから!』と言ったのだけど、オット(というか、タイ人の一定数の人?)はこういうことが多い。
現場で解決しようとしないのに後になってあれこれ言うパターン。
オットが言うには『説明してくれたのは(治療してくれた)先生だけど、お金払ったのは事務の人だから』。

でもヨリミチが『私はわかりません!』とその話を遮断したのでオットはそれからはその愚痴を言わなくなった。

治療はトラブルがなければ3回で終わるとのこと。
2回目のときには仮の被せ物を入れてくれて、それで様子を見たり金属の被せ物を業者に発注したり、ということのよう。
そこから1週間くらいで本物の銀歯が入るのかと思ったら、なんと先生の休暇。
ヨーロッパに旅行に行くとかで、1ヶ月近く空くことになってしまった。オットは仮歯で過ごすわけなのだけど、3回目の治療まであと2日というところで仮歯が割れてしまった!
先生は『これは壊れやすい素材なので気を付けて下さいね。でも壊れてもそのままで大丈夫です。』と言っていたらしいけど・・・それって、自分が旅行に出ているから面倒見られません、ってことではなくて?!

そんなわけで銀歯が入る前の2日間を仮歯なしで過ごすことになってしまったのだけど、予定どおりに金属の被せ物が取り付けられ、ようやく安心して食事をできるようになった。

因みにに支払いは2回目のときには3100バーツ。先生に確認してみたら、7000バーツというのは先生への支払いで、その他に助手に1回につき100バーツというのが必要だとのこと。なので初回の600バーツというのは先生に500、助手に100だったというわけ。
その後も助手には100バーツずつ払ったので、最終的には7300バーツになった。

 

今は銀歯が入って落ち着いてはいるのだけど、やはり治療のときに歯茎に負担がかかって出血したり、力を加えたりしたので周囲が腫れたりして何日間かは痛み止めが必要だった。

けど、これでまた硬い揚げ物などを食べられるようになったのだから良かった・・・ような気がする。

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