チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

神様は見ている?!

オットはカトリック信者なのだけど、家にはタイ式のお供えも軽~く置いてある。
家の敷地内に祭壇は置いていないのだけど塀の柱の部分に赤いジュースとお線香。以前は果物とかサトウキビも供えていたのだけど、置き場所を定めてしまうと蟻が来るのでその対処が面倒だし、果物は頻繁に取り替えないと大変なことになるので今は赤いジュースのみ。

なぜ赤いジュースが良いのかはわからないのだけど、タイ人の間ではそれが一般的なようで。

でもオットは赤いジュースに来た生物にグラスを倒されることもあるからそろそろお供えをやめようかなぁ、と言っていた。
私は無宗教なのでお供えはどちらでも良いのだけど、『じゃあ、やめたら?』と言えば『神様をもっと大事にしてよ』と言われそうだし『続けたほうがいいんじゃない?』と言えば『でもいろいろ大変なんだよね』と言われそうだし。なのでオットには明確なことを言わないようにしている。

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それが昨年あたりから鳥がよく来るようになって、グラスの縁に止まってジュースを飲むのでたびたびグラスが落ちるらしい。塀の向こう側なら土なのでただジュースがこぼれるだけだけど、こちら側にグラスが落ちると下はタイル張りなのでグラスが割れることがある。オットによると、今までに3個割れたとのこと。
タイルにこぼれたジュースの始末も大変だし、ガラスが割れるのも危ないのでそろそろお供えは終わりにしようかなぁ・・・とオットは思っていたようなのだけど、そこでミラクルなことが起こった、とオットは言っていた。


ある日の買い物でスーパーマーケットに行き、お供え用にするジュースを買ったとのこと。1本28バーツで、2本だと50バーツという札が付いていたので2本。
他の物もカゴに入れてレジに行き、お金を払ったら・・・


ここまでの話を聞いて、私は『赤いジュースは2本で50バーツだった上にグラスのオマケが付いてきた』というストーリーを想像していた。オットはグラスが3個も割れてしまったことをしつこく(?!)言っていたので。

それがそれが、

レジでお金を払ったらスマホに着信があり、仕事をゲットしたということ。
仕事内容は特別なものではなく、それで通常の賃金が発生するのだけど、その仕事のときの昼食はお客さんと一緒に食べることになり、それが結構美味しかったということ。
仕事が入ってきたことも嬉しかったけれど、昼食が予想外に美味しくてとても得した気分になったらしい。

信心深いオットは『神様のジュースを買ったから電話が入ってきたんだ』と言っている。
けど、その神様はキリスト教?それとも仏教?
それとも『神』というのは宗教とは分けて考えるべきもの?!
宗教に興味関心のない私にはよくわからないのだけど、まあ見えない力がはたらいたということには違いないのかな。

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