チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

年度の区切り

日本ではちょうどお盆休みが終わった頃というか、学校は今が夏休みの時期だけれど、タイではこの時期に夏休みというものはなく、平常通りの授業。
ただ、7月の終わりは仏教の記念日や現国王の誕生日が集まっているのでそのあたりで何日間かの連休になることが多い。

ではタイの学生のいわゆる『夏休み』がいつなのかというと3月の終わり頃から5月中旬あたりまで。(4月のソンクラーン(=水掛けまつり)の時期がいちばん暑いといわれている。)
日本が『7月、8月は暑いので学校を休みにしましょう』というのと同じように、タイでは3月下旬から5月中旬が暑季休みになっている。
それが年度変わりでもあり、5月の登校から学年がひとつ上がる。

オットの娘は3月生まれなのでいわゆる早生まれではあるのだけど、新学期が5月からなのでそのへんの誕生日の区切りってどうなっているのだろうというのがずっと小さな疑問だった。
でもヨリミチ自身に子どもがいないのでそういうことを知らなくても生活に不便があるわけでもなく、何年も『そういえばどうなっているんだろう』という状態だった。

それを先日オットに聞く機会があり、結局のところはっきりしなかったのだけど、大まかな概念でいうと誕生日が5月16日頃までだと早生まれの扱いになり、学年内で遅いほうの誕生日の人ということになる。が、親の方針や習慣などによっては5月いっぱいまでを早生まれということにして小学校に入れることもあるらしいので、5月生まれというのは同じ日に生まれた子どもでも学年が違うことあるとのこと。
それに誕生月にかかわらず1年先行して学校に行かせる親御さんもいるそうで、そうなると誕生日と学年の区切りはそれほど関係なくなる。

オットの結論(?)は『6月1日には新しい学年になるよ』というもので、当たり前と言えば当たり前の話で、ヨリミチのモヤモヤは残ったままになった。

でもタイでは飛び級とか落第、留年というのは珍しいことではないので、年齢と誕生日と学年の関係は人それぞれということ。
オットはお兄さんと3学年差で育っていたのに気付いたら2学年差になっていたというし・・・。お兄さん、どこで何があったんだ?!

↑金曜日の通学は学生服ではなくタイの民族衣裳でという学校が多い。

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