チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイの預金を預け替える

3年半前にコロナ禍で一旦日本に待避することを決めたヨリミチは、オットに銀行口座の管理も任せた。
配偶者に任せるというのは結婚していれば当然のことかもしれないが、申し訳ないけれどタイでは日本の常識とか当たり前というのは通用しない。
個人間の信用という面でも完全に委ねてしまうのは結構危ないし、法律や慣習も外国人にはかなり不利なものなので、預金を引き出されたり持ち逃げされても諦めるしかないというか。

でもコロナ禍でオットの生活も不安定になるだろうからオットに託した一定の現金はもしもオットが生活に困り、生命の危機を感じたりしたら使ってくれてもいいくらいに思っていた。そして、仮に持ち逃げされたりしたら、それはそれで夫婦関係もそういうものだったと思うことにしようと思っていた。
そしてそれとは別に、暗証番号を教えていない口座の通帳も渡して、こちらは定期的に記帳してもらうことにした。

オットに託した現金はオット名義のオームシン銀行の当選権付き定期預金口座に入れられ、それは毎月何十バーツかの当選金を生み出した。

そしてオームシン銀行は、先月ヨリミチがタイに行く直前に新たな当選権付き定期預金の募集を始めた。
それは現行のものよりも少し条件が良いようでオットはそちらに預け替えたいと思っているようだった。
で、できればヨリミチ名義のバンコク銀行の定期預金もそちらにまとめたらどう?という話を持ち掛けられた。

結論から言うと、ヨリミチはその話に乗って、ヨリミチ名義のバンコク銀行の定期預金を解約し、それとオットに託していた分を合わせてオームシン銀行の新定期に預けることにした。
ちょうどバンコク銀行の定期預金が6月某日に満期になったところだったし、オット名義のヨリミチのお金の当選権付き口座の利用期限が1~2ヶ月後に迫っていたので、そちらも少し早いけど解約し、それらをまとめることにした。

オームシン銀行の新定期は夫婦名義の口座を作り、そこに紐付けた定期預金となるので当選金や利息分は普通預金口座に入って来る。口座のお金はオット単独でもヨリミチ単独でも引き出せる。
ただ、共同口座だとキャッシュカードは作れないとのことで、出入金は窓口を使うことになり、オットによると ATM を使うためのアプリも設定できないとのこと。やはり銀行側も共同名義の口座にはある程度の制限を付けて不正な(というか、名義人の片方に不利になるような)取り引きができないようにルールを作っているようだ。

↑オットとヨリミチの間が หรือ なので、どちらか1人で出入金できる。และ だと2人揃わないとできない。

 

今回の当選権付き定期預金は預け入れ期間が2年。
2年経たずに解約する場合、預け入れ期間が6ヶ月以内だと預金額の98%の返金、6ヶ月以上2年未満だと預金額(利息なし)の返金となる。
2年の期限を過ぎると利息が0.3%加算されての返金。
通常の定期預金よりは利率が低いのだけど、この新定期は毎月1日に抽選があり、預金額が多いほど当選確率が上がり、我々の口座だと毎月百数十バーツが確実に入って来るはずだとオットは言っていた。
それが2年続けば満期を迎えたときには通常の定期預金よりは得るものが多いはず。

それで先日、我々にとって初めての抽選があったのだけど、合計360バーツの当選だった。

オットは何千とか何万バーツの当選を夢見ているのだけど、ヨリミチとしては高額当選よりは毎月コンスタントに入って来るほうが安心感がある。なので360バーツでも万々歳。

2年後の満期のときにどうなっているのか結構気になる。

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